雪解け後の裏山へ

いつものように役場などで朝の所用を済ませた9時半頃、裏山へ向かい2時間ほど歩きました。

雪消の遅かった今年の村は、里山で今が山菜の盛りというところでしょう。沢の最上流部、大きな雪崩が落ちた斜面途中にはまだ堅い雪の塊が残っていて、いつ落ちるかわからない不安定な様子に見えます。こういう場所は要注意です。

コゴミはいずこにも数多あれど、最高品質といえる株の群生がここには一箇所あります。雪崩の下にあるコゴミは雪消とともにこれからも次々と旬をむかえますが、ここの群生は株のほとんどがさすがに伸び過ぎていました。

ウド、ホンナ、シドケ、ソバナが採り頃の山は名花シラネアオイも花盛りのとき。清水の湧口でのどをうるおし、急斜面にへばりついて、気品ある花をながめながら一息つきました。