晴天に恵まれた連休、まだ田んぼ脇の道路法面に雪が少しあるものの、畦削り、肥料・土壌改良材散布、田んぼ耕起など春一番の作業に集中することができました。
田んぼのある河岸段丘の丘は、カタクリやチャワンバナコの花が真っ盛りで、ゼンマイもいっせいに採り頃の時期がはじまりました。
休み合間の3日、子供たちや童とともに栗駒(須川)高原にまた上がりました。この日は気温も高く風もなし。食堂からの眺めもすばらしく、高原の雪上をズック履き、サンダル履きで気持ちよく散策しました。
帰りには、いつものように赤滝に立ち寄り、神社に参詣。滝より上流はまだ雪の世界ですから、夏日を思わせるような天気で雪解け水が多く、滝の象徴でもある赤い岩肌は瀑布に半分ほど覆われています。滝壺そばのブナも芽吹き始め、ショウジョウバカマは花盛りですが、ここのヤマザクラは開花までもう少しというところです。
遠くに暮らしていて、連休に高原の温泉を訪れた知人や親族のみなさんも、「春の雪がつくる栗駒高原の絶景、沿道のブナの芽吹きは見事」と一様に語ってくれました。ゴールデンウィークに帰省した方々や、村を訪れたみなさんもきっと同じような感想をもたれていたのではないでしょうか。それだけに、春のこのすばらしい景観資源も、もっともっと広く発信しなければと痛感したところです。