平成30年度当初予算案をはじめ、3月定例会議に提出が予定されている議案説明の全員協議会がきのう開かれました。
これに先立ち開かれた議会運営委員会では、3月定例会議の日程を3月2日~20日までとし、一般質問は9日に行うこととしました。また予算特別委員会は12、13の両日に開催されます。
今年は5月に村長選挙をひかえているため、村一般会計の当初予算案は歳入歳出それぞれ32億2千万円(前年当初予算比▲2億8千万円▲8.0㌫)の骨格予算案としてしめされました。
平成30年度当初予算案をはじめ、3月定例会議に提出が予定されている議案説明の全員協議会がきのう開かれました。
これに先立ち開かれた議会運営委員会では、3月定例会議の日程を3月2日~20日までとし、一般質問は9日に行うこととしました。また予算特別委員会は12、13の両日に開催されます。
今年は5月に村長選挙をひかえているため、村一般会計の当初予算案は歳入歳出それぞれ32億2千万円(前年当初予算比▲2億8千万円▲8.0㌫)の骨格予算案としてしめされました。
築40年以上になる我が家は、こちらの体と同じであちこちにガタが目立ち始めています。
屋根の軒天もそのひとつで、外側からボロが目についていたのですが、実は、その弱り目のところを狙って訪れるありがたくない訪問者がいて、あきれはてています。
困りものの訪問者はキツツキの仲間の大きなアオゲラ。先日、家の天井付近からタタタタタタタと妙な連続音が聞こえました。「また、ネズミでもいたずらしているのかな?」と思ったものの、音は止まずに定間隔で続き、それにどうもネズミにしては音量が大きすぎる。おかしいなと、外に出てみたら、なんとアオゲラが軒天に穴をあけている最中で、いったん逃げたもののすぐに舞い戻り今度はその中に入っているではありませんか。これにはさすがのこちらもウームとうなるしかありません。
叫んで追い払いはしたものの、すぐそばの木に止まり、5分と経たずにまた軒天に飛んできてタタタタタタタ。穴に入って中からもタタタタタタタ。3日がかりで20㍍ほど離して穴を2箇所に開けられ、軒天の中に入り今度は自由に歩き回っています。
人里へのクマの出没が毎年の大きな関心事ですが、加えてテン、イタチ、キツネなどの生きものたちも、昔より家周りに多くなったように感じていることを先に記していました。正確なデータではないので「感じ」ているです。さらに今度はアオゲラまでが住家に穴を開ける様子を見て、これにはとうとうあきれてしまいました。
古くなった社寺や古民家の柱や壁などには、キツツキのあけた穴が時々視られるものですが、同じようにガタがきた我が家の軒天でもそこには「虫」などいないはず。2つも穴を開けに執拗に通い、天井に入り込むキツツキ。いったいカレは何を目的にこんな行為に及んだのか、我が家のこのナゾはまだ解明されておりません。それにしても、あの堅いボードを突き破るクチバシの力。キツツキのツツキの破壊力は相当のもの、恐れ入りました。
▼お天気がよかったきのう、やり残していた雪下ろしに汗を流す姿が所々で見られました。超特別だった48豪雪時は脇においてですが、「この家の軒が雪でこんなにつかえてしまったのははじめて」と、昔、我が家で林業架線の仕事をともにしたTさんは語ります。
厚く固まった雪なので、大きなノコギリで雪をブロック状にきざみ、手際よく下ろしていたTさん。最近は、雪をノコギリ切断方式で勤しむ方をチラホラみかけます。道具をこわさずに雪を容易くブロックにできるので、堅い積雪の下ろしでは確かにこの方式ははかどるようです。その昔、村内の葉たばこ栽培農家がこれから苗床をつくる時のことを「おらえのオドなば、たばご床の雪よへで、ノゴ使うもんだっけ」と妻は語ります。昔からの生活の知恵は、こんなところでも活かされているのですね。
▼屋根雪にともなう負傷事故が村でも発生。豪雪の年は、積雪の緩む今後に特別の警戒を。
きのうはわが集落がまもり続けてきた山神社の、五穀豊穣や安全を願う春祈祷の日。
いつの年も、2月末は最大積雪深とほぼ同じ雪の量となります。ただ今年は並の冬よりも積雪が多く、ご覧のように社のまわりはこんなに雪深のなかでの祈願となりました。
▼前日土曜日の10時頃、合間をみて向かいの山に2時間ほど上がりました。雪深いうえにお天気もあいにく、時折の吹雪きで見下ろす集落もおぼろげでした。
途中、雪原のあちこちには、ノウサギが2匹そろって跳ねまわった跡がみられましたから、まもなく3月、もしかしたら恋仲同士のデートのはじまり跡かも。雪上には、カモシカが長く休んでいた跡もありました。こちらを先にみつけて逃げたのでしょう、窪みの底はカモシカの体温で雪が解けカチンカチンに凍っていました。
尾根筋に発達したダシ(雪庇)が平年よりはるかに大きく、今年の山歩きでは斜面から尾根に越え移るのにいつもの年より時間がかかります。すでに自重で一度尾根から崩れ落ちたダシもあれば、ただいま成長中のダシも。ダシの雪も斜面の雪量も今年はスケールが大ですから、春先の底雪崩の規模は並の年をはるかに上回る破壊力があるとみなければならないようです。
役場で所用を済ませ、きのうは朝一番でそのまま集落会場での税の申告へ。
昨年は、ここ何年かのうちでは最もお米の収量が少ない年でしたから、こちらもそうですが村全体の稲作収入もかなり落ち込んだとみられます。農業所得は年々右肩下がりのようですが、税申告による今年の村全体の所得結果が気にかかるところです。
ここ数年、農業法人に経営をまかせる農家が増えています。農業に関わる収支はほとんど無しの方が多くなっていると思われるのも近年のひとつの特徴でしょうか。以前は、経営規模がほんの小規模でも、お米を主にして農産物を販売するという個々の農業経営者でしたので、申告相談の時間も結構長くかかりましたからね。
各集落への出張申告相談は職員3人体制。毎年のように税務課職員のみなさんのていねいな対応、てきぱきとした申告相談の様子に接し、そのあるべき姿勢に感心します。
▼申告を終え、小農具置き場の雪下ろしへカンジキ履きでむかい、ついでにいつものたんぼ脇の高台から雨水過ぎの村を流れる成瀬川を見下ろしました。
河岸段丘のもっとも高地にあり、風が強く吹きだまりができるわがたんぼは、積雪が3㍍から4㍍、道脇の最深部だと5㍍近くにはなっているはず。夏には目立つ畦と法面のたんぼごとの大きな段差も、冬は吹きだまりの雪によって段差は均されほとんどなくなり、遠くからみるとみんな一枚のたんぼのようになって見えます。今年は雪が多いですからなおさらで、おそらく4月末の畦削り時も、この吹きだまりでは雪がまだ多く残る年となるでしょう。
春にツツジが咲くわがたんぼの土手は、成瀬川が直角に折れ曲がるところ。そこには東に向かい吹き抜けてきた季節風がまともにあたります。私がいつもカメラをむける土手には、季節風がつくる「ダシ(雪庇)」が成長し続け、いま最も大きくふくれ上がっています。
このダシは、地形上、山の峰のダシとちがい崩れ落ちるような形にならず、ゆるやか、なめらかな雪の曲線形をつくります。乳頭という名の山がありますが、ちょうどそれと似たようなたとえで、この曲線は季節風がつくったふくよかな女体の線のように私には見えます。ダシはダシでも、これは横たわる「女ダシ」です。
おととい夜、入浴時のこと。浴室のタイルや天井の白い壁面を見たら、視野のなかに煤か黒い糸くずのようなものが入り、眼球の動きにあわせてその黒いモノが動きます。
「おかしいな、 何か目のそばについているのか」と急いで目を洗いましたが、その黒い糸くず模様はとれません。その模様が映るのは右眼だけで「なんだ、これは。チュウギ、アダルどごろたべが」と、素早く湯船からあがり目を確認しましたが、肉眼ではなんの異常もみられずで、ただ、黒い模様は視野からなくなりません。
この1年間「翼状片」という病で両眼の手術をし治療を終えたばかりで、眼には敏感になっているこちら。「目の病気」の本をひっぱり出して今回の症状に似た病名を探し出し「明日は眼科行き」と決め、床につきました。
黒いモノの像は一夜を過ごしてもとれず。眼科で視てもらったらやはり本で探し出した症状と同じ「飛蚊症」と診断されました。同じ飛蚊症でも網膜剥離など重い病につながる症状のようではなく、とくに治療の必要はなし。「しばらく様子をみて、何か変化があったら診察を」と告げられました。
こちらと同じ今回のような症状で診察をうける方の9割以上が、「重い目の病気とは関係ない」と診断をされるようで、ごく一部の方が重い病を原因とする「飛蚊症」を呈するようです。
今後に特別な症状がなければ、こちらの今回の「飛蚊症」は、やはり目の老化のひとつのあらわれと思われ、大事にならなくてホッですが、「老化」にはウーンとうなってしまいます。先の「翼状片」も、長い間紫外線を浴びるなど酷使のあらわれ。今回もどちらかというと同じ老化ということですから、こちらの老化は、子供のときから現在まで、川に山に雪山にと遊びや仕事でいちばん荒使いしてきた目にまずは集中しています。
きのうは、全国と県の町村議会自治功労者表彰式と県町村議会議長会の理事会へ。
わが村議会からは、30年以上在職として佐藤正次郎議員が、23年以上在職として鈴木秋雄議員が功労者として表彰されました。
ほぼ同じ時期に議会をはじめ村の様々な分野でお二人と活動をともにしてきた私にとって、今回のお二人の授賞は感慨深いものがあり、過ぎた様々な場面を思いおこしながらの秋田市往来となりました。
選挙で選ばれる議員の功労表彰は、議員個人へはもちろん、あらゆる側面から議員の活動をささえた配偶者、ご家族、そして支援してくださる方々への表彰ともいえます。授賞されたお二人とともに関係される皆様へ心からのお祝いを申し上げます。
県中央部や県北の議長さん方から「そちらの雪は?」とたずねられ、「役場で2㍍越え、多い集落は3㍍を越えている」とお知らせすると、「ホホウ」の声がいつものように返ってきます。ほぼ夏といってもよい沖縄と北日本日本海側の今の自然をみればまるで「異国」同士のように、同じ雪国秋田でも積雪の桁違いのスケールには、「これが同じ県?」と毎度のことながらみんなたまげてしまいます。冬は、地勢の違いを知る季節でもあります。
所用の合間、やり残している農機具格納庫の雪下ろしにきのうは汗を流しました。格納庫は自然落雪の屋根構造ですが、軒が低いために雪がつかえてしまい、今冬はこれが二度目の軒先雪崩しです。
我が家は、合間をみての細切れ作業なので雪下ろしははかどらず、車庫にもまだ雪がたっぷり。今冬7回目の全体の雪下ろしを終えられるのはもう少し先になりそうです。「7回目、あとは下ろさなくてよいだろう」とタカをくくっていますが、さて、自然はどんな結果をこの先だすのでしょうか。
先日、家の周りを大きな機械で除排雪しているある方が、「10数年前に家を建ててからの排雪量をみると、この間では今年の雪が一番多い」と語りました。降雪量のデータをみればわかるでしょうが、48豪雪は特別として、リンゴの木やハウスがやられた幾年か前も累計降雪量は多かったはず。ただ、今冬も多い年のうちの5本指のひとつぐらいにははいるかも。
これだけの豪雪になると、人々のくらしにも様々な影響が出てきて、議員や役場にも雪と関わる問い合わせやくらしの相談がそれぞれ寄せられています。あともう少しで雪が落ち着く季節に入ります。それまで、行政、自治会・部落、民生福祉の各団体、お隣、家族、親戚、友人など互いに支え合って、事故防止、豪雪の難のりきりにつとめましょう。
「今冬最後の本格寒波かな」と決めつけたくなるようなフギ(吹雪)が荒れくるった土曜~日曜日。写真は、過ぎた金曜日の今冬ほぼ最深積雪の入道地区です。
吹雪にしては湿り気が多めの重たい雪が家のまわりにまとわりついたのをみて、「これは、春に近い雪だな」と感じました。土曜日、大雪降りのなかで作業小屋の雪下ろしに上がっていたら、雁の群れが三度に分かれて脊梁山脈を越え北に向かいました。暴風雪警報のなか、強い北西の風にむかって低空を飛ぶ群れをみて、そちらにも春近しを思いました。
午前中まで荒れ空が続いた日曜日は、村の方言「さあ、シャベローゼ大会」と芸術文化祭へ。
方言の多様さをよく調べ、工夫をこらした表現を演じた小学校4年生の発表をはじめ、方言に注ぐみなさんの努力に毎年のように感謝です。
芸術文化祭は、人口規模が小さい村ですから分野も発表者数もそれなりの規模にとどまりますが、キラリと光り「オッ、すごい」と思われる発表や作品がやはりみられます。
自分も楽しみ、人の心をも豊かにする芸術。芸術文化祭は人間という存在のすばらしさをしみじみと感ずる日でもあります。
▼日曜午後は、地元選出大関県議の県政報告会・新春のつどいへ。来賓の知事や国会議員、県議のお話をお聞きし、またホテル会場満席となった幅広い地域、各界各層からご参会のみなさんの幾人かとの懇談を通じて、学ぶことがとても多いつどいでした。
「下ろそうか、それとも、このままにしておこうか」と、毎年この時期にめぐってくるほぼシーズン最後と思われる雪下ろし作業には、なかなかの「判断」がもとめられます。
我が家でもすでに6回の雪下ろしをしていて、それでも屋根には、過ぎた猛烈寒波でおよそ50㌢ほどの新雪がまた降り重なっています。
「判断」などと大げさなことをいうのには次のような想定があるからです。一つは、その雪をそのままにしていて、さらに降り重なったり雨がくると屋根への荷重がいっきに増し、そこに地震などが加わったら危ないので「下ろさなければ」という防災想定。
反対にもう一つは、これ以上の極端な降雪増がなければまもなく降雪が落ち着く3月、屋根の雪は自然に減るだろう。それに、今後予想される「爆弾低気圧」による大型台風なみの暴風がきても、屋根に一定の重しの雪があればかえって安心、だから「雪はもうそのままにしておく」という「下ろさない」ムダを省く想定。
ということで、ふたつの想定が同居していて「ムダな作業は、できればやりたくない」さて、どちらをとるか、と天気予報をみながら朝まで決めかねていました。が、役場から帰って9時、結局「これが最後だろう、やろう」と、今冬7回目の本格雪下ろしで屋根上の人になりました。
屋根から下ろした雪が家のまわりで小山のようになり、二階の窓より高くなっています。二階からも難なく出入り出来るようになった、これが積雪2~3㍍規模、豪雪対策本部がおかれた村の一断片です。雪消しエド(池)も、いっきょに大量の雪が放り込まれ、こちらも雪山。池の鯉たちも突然光が入らなくなったので「おかしいな」と感じているでしょう。
町村電算システム議会の平成30年第一回定例会がきのう開かれました。
おとといの要望会では、高速道路が一部区間で一時閉鎖されるなどもあって、要望先と約束した時間ギリギリに駆け込むというハラハラ動きでした。きのうは、それに加えて沿岸部に強風と吹雪の予報も出されましたので、「また、何がおきるかわからぬ」と、運転手さんに早めの出発をお願い。
案の定、高速道路は途中から雪でできたわだちとなり、雪の降り始めで除雪車が走らず速度は50㌔規制。早めに出たので、それでも余裕をもって議会にのぞむことができました。
会議を進行する役割もありますので、遅れるわけにはいかず、遠路の雪道、冬の秋田でのとりわけ議会は、悪天や事故による規制を考え、出発の時間を決めるのにちょっとした思案を要します。会議に出席のみなさんは、それぞれスケジュールびっしりの町村長、議長さんたちですから。
議会は、平成29年度の一般会計補正予算案(総額773,300千円)や、平成30年の同当初予算案(総額637,349千円)を全会一致で可決しました。
▼この日は、同じ市町村会館で町村会の自治功労者表彰式もあり、わが村からも、備前総務課長と、菊池農林課長が授賞。会館入り口で行き会った受賞後のお二人に「おめでとう」を申し上げました。こちらが年をとっているということは、課長の皆さんも勤続35年功労者表彰を受ける年になっているということなのですね。早いものです。