飛蚊症に

おととい夜、入浴時のこと。浴室のタイルや天井の白い壁面を見たら、視野のなかに煤か黒い糸くずのようなものが入り、眼球の動きにあわせてその黒いモノが動きます。

「おかしいな、 何か目のそばについているのか」と急いで目を洗いましたが、その黒い糸くず模様はとれません。その模様が映るのは右眼だけで「なんだ、これは。チュウギ、アダルどごろたべが」と、素早く湯船からあがり目を確認しましたが、肉眼ではなんの異常もみられずで、ただ、黒い模様は視野からなくなりません。

この1年間「翼状片」という病で両眼の手術をし治療を終えたばかりで、眼には敏感になっているこちら。「目の病気」の本をひっぱり出して今回の症状に似た病名を探し出し「明日は眼科行き」と決め、床につきました。

黒いモノの像は一夜を過ごしてもとれず。眼科で視てもらったらやはり本で探し出した症状と同じ「飛蚊症」と診断されました。同じ飛蚊症でも網膜剥離など重い病につながる症状のようではなく、とくに治療の必要はなし。「しばらく様子をみて、何か変化があったら診察を」と告げられました。

こちらと同じ今回のような症状で診察をうける方の9割以上が、「重い目の病気とは関係ない」と診断をされるようで、ごく一部の方が重い病を原因とする「飛蚊症」を呈するようです。

今後に特別な症状がなければ、こちらの今回の「飛蚊症」は、やはり目の老化のひとつのあらわれと思われ、大事にならなくてホッですが、「老化」にはウーンとうなってしまいます。先の「翼状片」も、長い間紫外線を浴びるなど酷使のあらわれ。今回もどちらかというと同じ老化ということですから、こちらの老化は、子供のときから現在まで、川に山に雪山にと遊びや仕事でいちばん荒使いしてきた目にまずは集中しています。