ホ~ ホケキョの初鳴き

金曜日は広域消防東成瀬分署職員の歓送迎会へ。

出動のとりわけ多い救急活動をはじめ、災害予防や救命講習などでも貴重な役割を果たしていただいていることへ感謝をこめながらご挨拶を申し上げました。

▼まだ丈の大きな草が芽を出さず、低木の芽吹きにももう少し間がある今の野原や河川敷。そこはこれからほんのわずかの間、まるで大掃除をした後のようで散策にはあつらえむきです。

「そろそろミズバショウも咲いた頃」と、土曜日朝は訪れた童といっしょにいつもの散策コースに向かいました。所々で雪を渡り河川敷を自由に駆けられるこの季節は、ただ歩くだけでも楽しいのに、花をながめ、活動をはじめた水辺のいきものとまた出会い、コゴミ、アザミ、バッケを摘み、真っ盛りのエノキタケもいただいてきました。

ほっこりと温かな陽射しと大気、残雪、勢いある水、草木の萌葱、地にも水にも空にも生きものたちの目覚めと誕生、躍動の季節がやってきました。豪雪のむらの春って、希望に満ちた素敵なシーンが右にも左にも前にも後ろにも上にも下にもいっぱいなのです。姿は見えねど「ホ~ホケキョ」の鳴き声も。童とともにこの春はじめてウグイスの声を耳にしました。