広域行政のクリーンセンター竣工式

湯沢雄勝クリーンセンター(ごみ焼却場)の竣工式がきのう行われました。

総事業費約40億1100万円が投じられた施設は、施設紹介のパンフレットにあるように一日当たり74㌧のごみ処理が可能です。

県内の統一地方選ともいわれる知事選、首長選、議員補欠選が終わり、ここでもそれぞれ新たなスタートがきられました。

湯沢雄勝管内も、湯沢と羽後の首長改選、市議の補欠選がありました。広域組合と議会もあり、こちらも改選にともない管理者が代わります。勇退なされる管理者の斎藤湯沢市長さんが竣工式の式辞をのべられましたが、公務で私がいっしょになるのはこれが最後ですので、労いを申し上げました。

小さいながら何度も投票をともなう選挙をたたかった体験からして、選挙は気力を充実させるうえでも「とにかく体力がなければ」がこちらの実感です。しかも、今はまだ底冷えのする時期の選挙、候補者はともかく、アナウンサーなど選挙カーに同乗する方々の体調管理も苦労する時です。

みなさんご苦労様でした、というのが、すべての候補者とその陣営の方々への率直な想いです。結果は出ました。それぞれ多方面の意見・主張があり、それを堂々と論じ合えたのは民主主義社会が正常にまわっている証でしょう。

外国の大統領選挙などで一部陣営に特にみられたような誹謗や中傷、真実でない主張羅列の選挙戦は別にして、民主政治の選挙では、お互い、戦った相手を尊重しあい、違う意見にも謙虚に耳を傾けそこからも学ぶ度量をもちながら、それぞれの住民の期待にこたえる地方自治をしっかりと展開してほしいと思います。

政治、会社をはじめどんな組織でもリーダーにもとめられるのは「是々非々、己に真っ当な意見をいう者の重視」と私は考えます。追従や迎合の者(社員、職員)だけで己をかこえば、公でも民でも行き着く先は世界と日本の歴史がよく教えています。是は是、非は非とはっきり上にものをいえる人々を多くもち、その意見を聞く耳をもつリーダーがいる、こういう両為の組織は強いですね。