薪ストーブを据える

夜朝の冷え込みにともない、我が家では9月末頃から小さな石油ストーブで暖をとり始めていました。

それからしばらく経ち季節はもう10月半ば、それでは温もりが少し足りなくなり、昨日薪ストーブを据え付け本格的な暖房ぐらしがまた始まりました。

人の肌が温もりをほしくなるほどの季節になれば木々の紅葉が人里にも近づき、その後にはあっという間に落ち葉の季節へと自然の装いは急いで変わります。

そんな冷え込みの進みに合わせて顔を出してくるのはナメコ。きのう朝、ナメコを原木栽培している友人から「今年、初の収穫だ」と言うきれいなナメコをいっぱいいただきました。

ナメコの顔を見るようになれば、頂の紅葉が盛りを過ぎた焼石連峰や栗駒連山に初冠雪を見るのはもうまもなくでしょう。気の早い方々の中には、植木や家屋の冬囲いをはじめるうごきも見られるようになりました。

▼今日は小学校の学習発表会。すでに終わった中学校の学校祭もふくめ新型コロナ禍なので異例の内容での催しとなりました。

小学校では、保護者や祖父母などの観客は各学年の発表ごとに入場が限られ、該当する学年以外は観賞することができない発表会となりました。いつものような小1から6年までによる全員合唱も聴くことができず、とても残念な年となりました。私は6年の童の祖父として参加しましたが、来賓の姿がない発表会もおそらく学校の歴史上始めてのことでしょう。

それでも子ども達は、それぞれ元気いっぱいの発表姿を見せてくれました。長い人生の道のりの中では、こういう思わぬことがあることを児たちは貴重な体験として刻むことになります。

成瀬ダム堤体工事の体感・学習施設オープン

きのうは、成瀬ダム堤体打設工事の自動運転管制施設などを含む「体感・学習施設」のオープニングセレモニーがあり議会一同で参加しました。

工事を受注している鹿島建設(株)主催によるもので、新しく開設された施設の名は「KAJIMA DX LABO」。

施設の位置は、本格化しているダム堤体工事現場を眼下に見学できる高台にあり、施設内のジオラマやパネルには見学者一人一人に渡されるタブレットで説明できるシステムがくみ込まれています。工事中のダム堤体にタブレットをかざすと、完成後のダムと流水の動きなどを予想できる画面も浮かびあがります。それには視察の一同から「オーッ」と驚きの声が。

建設機械の自動運転と管制技術は、今後人類がさらなる活動を月や惑星など宇宙へひろげる時にカナメとなる「月面基地」の建設には欠くことのできないものといわれます。山間の小さな村の片隅で、ダム堤体のCSG打設で多くの大型機械が自動運転で整然と動く姿。それは、宇宙開発につながる進取の技術を見る、あるいは想像することができる場面でもあります。体感・学習の新施設はそういう役割も担っているのだと感じました。

最大級に生長した天然マイタケ

秋たけなわの季節にふさわしく、今日も山神様からの贈り物、ありったけ大きくなったミャゴ(マイタケ)を載せておきます。

見事なミズナラ大木(古木)なのに、長い年月を経てもマイタケの姿を一度もみかけない木があるのはごく普通のこと。

ところが、今年は、マイタケを一度も採ったことのないそんなミズナラでのキノコたちとの出会いが、先日もお知らせしたようによくあった年です。

写真のミズナラ大木たちもそのうちのいくつかで、これらには最大級に生長したマイタケが根元をぐるりと囲んでいました。一番大きな株の重さは1個4㌔ほど。

マイタケをめざす方々が多く入る山であればあるほど、ミズナラに向かう人々の踏み跡が多くなり、当然ながらこうしてよく生長した株に出会える機会はめったにありません。ですから、少し大げさにいえばこんな大株のマイタケたちとの出会いの運は「小さな奇跡」みたいなもの。

数多の人々が通っても、株がこれほど大きくなるまでどなたもこれらのミズナラには足を運ばなかったらしく、山の女神様はまるでこちらが行くのを待っていてくれたかのようです。そんな女神様からの贈り物ですのでゆっくりと腰を下ろし、しばらくながめ感謝してから、撮る、採るに移りました。土から離そうと大きな株を両手でゆっくり左右に動かすと、「ゴクッ」と小気味のよい音がして、マイタケは次々と大木の根元から離されます。

マイタケのそばには、ナメラコ(ナメコ)、モッコラモダシ(サモダシとはちがうナラタケの仲間、水はけのよい箇所の枯れ木や半枯れ木の根元に発生)、それにマスダゲ(マスタケ)や大きなホウキタケの仲間も見られます。ナメコたちも早生モノが顔を出す季節にやっとなりました。山はまさに秋たけなわ。我が家の食卓は、キノコの顔ぶれが増えてさらににぎやかとなります。

出遅れた里山の脇役たちも次々登場

いつもの年なら9月半ばに真っ盛りをむかえるアガキノゴ(サクラシメジ)が、今頃になってもまだ採れ時です。あんまり顔出しが遅かったので「今年は不作」と決めつけていましたが、それは早合点。翻って「真っ盛り時期が20日近く遅れた。こんな年はめずらしい」という記憶に残る年となりそうです。

いつもの年ならサクラシメジ採りの頃によく出会えるフジミャゴ(センボンシメジ・シャカシメジ)も、サクラシメジとまったく同じように出遅れて発生。食べるにはぎりぎりセーフの状態で見られました。これがもう一週間前の時期だったら、センボンの名にふさわしく若く美しい株だったでしょう。

同じような里山のナラ林めぐりで楽しみなのは、クリカラモダシ(クリフウセンタケ)との出会いです。

こちらもやはり遅れての顔出しですが、発生量は平年をはるかに上回ります。「ゴンドかぶり」あるいは「木の葉かぶり」と言われるように、落ち葉を傘に載せたまま生長する「愉快なキノコ」です。ひと株に集まるキノコの数が多く、条件がよければ茎が地上よりも地下に深く伸びていて、かつ傘に少々の粘性もあるので木の葉が落ちにくいのでしょう。菌列をつくる群生に出会えたら一箇所で大量に採取できます。ヤブの少ない平坦な地上に多く見られますから、家族連れでの採取が楽しめるキノコです。でも、やや似たような毒キノコも結構あることで警戒されてか、食べられるキノコとしての認知度は低いようです。

このクリフウセンタケ、味も優れ、特有のサクッサクッの歯ごたえも抜群。発生量も比較的多いことから、私は里山のキノコ番付一覧として、オオヒメジ(ホンシメジ)、シシタゲ(コウタケ)に次ぐ格付けをしています。

これらのキノコを採りながらアカマツの樹下に近づきます。すると次第に増えてくるのがアミッコ(アミタケ)。アカマツの下でごく簡単に大量に採れ、熱を加えると紫色になって味もなかなかですから人気の高いキノコです。

最後はホウキタケの仲間です。ホウキタケそのものだと思いますがよくはわかりません。9月末から10月にかけて毎年おいしくいただいているキノコです。里山も深山も、出遅れたキノコたちがいっせいに盛りの顔を見せ、高原の紅葉と同じように林内もようやくにぎやか、華やかな彩りとなっています。

▼最終の写真は、私のようにキノコ採り趣味の方が採ってきたホウキタケの仲間です。まことに肉厚立派な株で、おそらくホウキタケと思います。しかし、ホウキタケはいったん地面から離してしまうと山に発生している時の色を保てずに変色してしまう種があります。黄色いホウキタケにはそういう変色の激しい仲間があり、現場の姿でないとなかなか鑑定のむずかしい種なのです。これなど、食味最高級にはいるホウキタケの仲間でしょう。

出来秋もピーク終え

今年のお米は昨年のようにカメムシ被害がなく、出荷米も「一等」との検査通知が集荷業者さんから届きました。自己判定で「今年はだいじょうぶ」と見ていたものの結果が出るまでは気になるもの。まずはホッとしたところです。

少しだけれども主食のお米を販売用にもつくり、それが流通ルートにのり全国どこかで人々の命をわずかながらもささえている。出荷時をむかえ玄米を手にすると「痩せ農家ながら、なんぼかのことで、オレも、世の中のためになっているのか」と思う時もあります。生産量は少ないですが、同じあきたこまちでもとりわけ食味は最高級の村産のあきたこまちですから、村の農家は同じような誇りをみんなもっているはずです。

刈取り時の天候に恵まれ、村の田んぼもごく一部を残しほぼ収穫が終わりました。全体としては「まずまずの出来秋」といえそうですが、確かな結果はまもなく判明するでしょう。

▼村の主な作物の収穫終わりと合わせて山野の幸キノコたちも、ミャゴ(マイタケ)やシシタゲ(コウタケ)、ハタケシメジなど初演の主役たちはピークを過ぎようとしています。

こちらも、マイタケやシシタゲ(コウタケ)をめざし山入りを予定したすべてにはまだ回りきれませんが、山の幸たちとの出会いも今年は「まずまず」といえるうれしい結果です。

先日向かったそれぞれ二つの山では、これまで一度もマイタケをいただいたことのないミズナラ大木2本で生長真っ盛りの見事な株と出会えました。「何度も通っているが、初めての採取」というミズナラが多く、今年のそんな特徴は終わりまで続きました。そのうちのひと株は、乾燥した状態で一個が3㌔。長く山入りをしていると稀に5㌔、あるいはそれ以上に重い株と出会えることもありますが、晴天の日の3㌔なら申し分無しの株です。

もう一つの山の主役シシタゲ(コウタケ)もずいぶん遅れて(10日ほど?)の顔出しです。こちらも今年は並の少々上をゆく顔出し量です。このキノコと出会ったらマイタケと同じようにまずは一休み、姿をじっくりとながめます。キノコの顔役ですので写真にはたっぷりと時間をかけます。やおら「撮る」段取りをし、フィルム時代には考えられないほどたっぷりとシャッターを押し、それからゆっくりと地面から離し「採る」です。

今日は二つの主役のほかに、ブナ林に見られたマスタケと、真っ黄色(写真は現物より黄色が弱く写ってしまいました。現物はもっと真っ黄色)で大型(大きいのは径20㌢ほど)のホウキタケの仲間もご紹介です。

真っ黄色で肉厚大型のホウキタケの仲間は、オオコガネホウキタケにしては黄色が強く、もしかしたらヒロハホウキタケでしょうか。あまりに肉厚見事な大株なので試食したら、そのおいしいこと、ホウキタケと同じように美味です。もちろん食中毒症状は一切なしです。今年の新発見、新たな稀少食キノコとして記録しておきました。

山の脇役も登場

10日ほど遅れて盛りとなった今年の秋キノコたち。今日は違った顔ぶれの登場です。

最初にご紹介するのはカノガ(ブナハリタケ)。名前通りブナにとりわけ多く発生するキノコで、ブナの森の象徴的なキノコともいえます。

倒木や立ち枯れ木でよく見かけるのですが、写真は、立ち枯れ木の幹が折れてしまった根元に発生したもの。ブナハリタケとしては品質一等級の生長姿です。

二つ目のキノコは里山のシトリテデ(ウラベニホテイシメジ)。毒キノコのイッポンシメジとよくまちがえられるキノコです。先日の県内、「ハタケシメジと間違えて直売所で売られ、購入した方が中毒」との報道があった毒キノコのクサウラベニタケとも間違えられる食キノコです。

食茸のウラベニホテイシメジと毒のイッポンシメジは茎が充実し似ていて判別がむずかしく、悩ましい存在のキノコです。そんなときは、噛んでみるとすぐに判断がつきます。食べられるウラベニホテイシメジは底苦く、毒のイッポンシメジは苦くないからです。

一方のクサウラベニタケは、たいがいはか弱くて前述のシメジたちより小さく、茎も空洞状ですから比較はそんなにむずかしくありません。が、どうしたわけかいつの年もツキヨタケとならんで間違われやすい毒キノコの代表格です。もしかしたら、クサウラベニタケと思われている種の中には、「もっと別の毒キノコの仲間たちがあるのかも」と思う時もあります。

3つめの丸い粒のようなキノコはホコリタケの仲間のタヌキノチャブクロです。写真のような幼菌は、皮をむけば真っ白で、味噌汁などでハンペンのような食感を楽しみます。

味の王様シメジお出まし

田んぼや畑などの近く、ちょっとしたヤブや草むらの中に、キノコの世界では味の最高級にあげられるハタケシメジが真っ盛りです。

ホンシメジとならんで「味ならシメジ」の代表格とされるハタケシメジ。人里でごく簡単に採れ、しかもホンシメジよりはるかに発生量が多いため、キノコ採り、あるいはキノコ食を通とする方々にとっては、マイタケやシシタケなどとならび垂涎の的となる高級キノコです。

生育条件がとくに良いところでは、菌列をたくさんつくり、しかもひと株のきのこの数が多く茎も傘も黒々と大きくなり、株全体が見事な塊となります。その形は「キノコの中でも、もっともキノコらしい」といえるほどの見事さです。それに旨味も歯ごたえも最高級。私が、もっとも惚れているキノコの代表格を今日は丹念にご紹介です。

ハタケシメジは発生量がほぼ平年並みのようです。さて、里山のホンシメジは通常どおりの顔を出し始めているでしょうか、そちらへも期待がふくらみます。

成瀬ダムの現場視察

本体工事を令和5年秋までに完成、6年には試験湛水を始める計画で建設中の成瀬ダム。

きのうは、建設期成同盟会の視察が行われました。

視察に先立ちダム工事事務所の村山所長さんから工事概要の説明を村役場で受けました。後に同事務所の案内でダム建設期成同盟会とダム水道利水対策協議会の役員一同(県南4市村の首長と議会議長、雄物川筋土地改良区理事長)が工事現場へ向かいました。

現場では、CSG工法による堤体打設が何層にもわたってすでに行われています。視察の一同はすでに堤体としてかためられた打設層底部の上に立ち、本体工事を受注しているJVの担当者から説明をお聞きしました。現場では24時間作業が行われ、「今晩も打設がある」ということで既設堤体上部の掃除作業の最中でした。

ダム堤体底部には、完成後に保守管理用として人が歩けるトンネル状の通路がつくられますが、その通路の一部構造物も形となって二つ確認できるようになっています。降雪の季節まであとおよそひと月、現場は今年予定される堤体打設の最終時期に入りました。

▼キノコの中でも今年は豊作とみられるラグヨウ(ハナイグチ、マツシタキノゴとも呼ぶ)が先月末から真っ盛りです。

里山から亜高山帯まで、カラマツのある所なら量の多少は別にしてごく簡単に採れ、それに味も比較的優れているので村では人気のあるハナイグチ。

ほとんどのところで、車道すぐ脇のあまり藪もない樹下で採取できるということもあり、女性や子どもたち連れでキノコ狩りを楽しむにはうってつけのキノコです。

カラマツ林には、混じって同じ食茸のシロヌメリイグチもありますからうれしいもの。たまにはハナビラタケとも出会えたりします。

これからの我が家の食卓には、きのうお伝えしたサモダシ(ナラタケ)の仲間とともに、ハナイグチを主にしてアミタケなどイグチの仲間のキノコたちも途切れず登場します。

ユキザサの仲間とガマズミの仲間も真っ赤な実が目立つようになってきました。

ネスゲモダシ(ヤチナラタケ)も登場

ここしばらくは秋の野山の幸の時期ですので、キノコや木の実の顔ぶれをつづけてお伝えすることにします。

今日登場するのは、サモダシ(ナラタケ)の仲間ではもっとも早く顔を出すネスゲモダシ(ヤチナラタケ)です。

このネスゲモダシは、サモダシの仲間のうちでは味が最も濃いといわれる種。湿地の草むらにある枯れ木や土に覆われた枯れ小枝などに大発生します。湿り気の強いところでは、立ち枯れ幹の根元にまで菌がとりつき美しい群生を見ることもあります。

ほかのサモダシ(ナラタケ)の仲間に比べて茎が細く全体としてつくりはか弱いものの、前述したように出汁味、旨味はすこぶる良く、サモダシ通の間ではとくに人気の高い種です。我が家では、毎朝の味噌汁に、時には納豆汁にと、これから雪の降る季節まで、さらに塩蔵して冬にも利用と大人気のキノコです。

ネスゲモダシの脇には大きなアケビが熟れ盛りでいっぱい。今年は、こちらの入る山ではアケビが豊作です。山里は、アケビ、ヤマグリ、各種キノコ、クルミ、ヤマブドウと、秋の幸が真っ盛りの季節となりました。

ミャゴ(マイタケ)10日遅れて顔出し盛り

天然のミャゴ(マイタケ)が、平年より一週から10日間ほど遅れて10月始めに盛りの顔出しとなっています。顔出しは盛りですが、採るにはもう4~5日ほど経ってからという株が多くをしめます。

発生が遅れただけでなく、今年はひとつの特徴があります。それは、一度採取してからここ10年以上もマイタケが姿を見せてくれなかった木や、はじめてマイタケが顔を出したらしい木が多いことです。これは私の狭い体験からのことで、ほかはわかりません。

たとえばマイタケが出ていても、どなたかが採った後だけ通えばキノコとの出会いはなくなるわけですが、先行の方の採った形跡がいつもみられない木に見事な株があれば、それは「初めて顔を出した木」とほぼ確定できるわけです。今年は、そんなミズナラの巨木が数本ありました。その割には、毎年あるいは隔年、3年に一度と発生する「採り慣れた木」に発生がなく、あるいは少なかったりで、これは異例の年といえます。

沢を巡り、尾根筋を幾度も越え、眼下100㍍ほどの谷を見て急な斜面を上がり下がりのマイタケ採りはまさに危険そのもの。

そんな時は、急がないでほかの景色やキノコにも所々で関心を注ぎ一休みします。ミズナラの森は、ブナの森。その尾根や斜度90度近い岩肌には樹齢200~300年といわれるミズナラやブナよりはるかに年輪を経た歴史を刻むヒメマツ(キタゴヨウ)の巨樹もあります。

一夜味噌漬けで珍味を楽しめるマスタケの幼菌とも出会えました。

ミズナラの根元に空いた木穴にも注目。ほぼ毎年使っているらしいクマの冬眠穴です。幹には、なわばりか占有権を主張してでしょうか、今々の新しいツメ跡がつけられています。それは「この穴は、今年もオレ(わたし)が入るぞ!」の予告サインのようにも見えます。

深山のミズナラ巨木にもナラ枯れ病がついに蔓延し始めました。写真はナラ枯れで命を絶たれる寸前のミズナラです。今年はこの木にマイタケの発生がありません。ナラ枯れ病菌は、標高のある程度高い深山のミズナラにまではとりつかないだろうと素人判断していましたが、それは正確でないようです。

マイタケ菌にとりつかれた大木(老木)はジワジワと何十年もかけて命を果てるのですが、ナラ枯れだと、あっという間に寿命は尽きてしまいます。「深山国有林の巨木すべてにナラ枯れ菌が着いたら、天然マイタケが食べられなくなるかも?」などと、夕餉にマイタケの芋の子鍋をつつきながら妻と語ったところです。