村議会の3月定例会議は20日に終わりました。議会は本会議をいったん休会とし散会され、これから6月までは常任委員会活動が続きます。
当初予算案などをはじめとする議案はすべて可決されましたが、予算案の審査を行った予算特別委員会の委員長報告では、「財政運営上、さらなる事務事業の見直しと経費の縮減、財源の確保等に努力し、持続可能な財政運営に向け、先を見据えた行財政改革の推進に取り組んでいただきたい」などを旨とする言葉が「委員会の総意」としてのべられました。将来にわたって持続可能な村づくりに心がけることの重要性、予算案を可決した委員会としての、これは村政に責任を負う強い意志の表明と受けとめました。
村の政治に関わるものの一人として私も常々おもうのは、今現在の村とともに、中長期の将来にわたる村においても、村に誇りをもてる村民(言葉にあらわして誇りを語るかどうかは別にして)がいっぱいおられるということが念願であり、理想であり、よろこびでもあります。「そのために、執行当局側も議会も、お互いの役割をしっかり果たすために、新年度にむけて力を尽くし合いたいもの」と、平成30年度をむかえるにあたって意を堅め直しているところです。
▼きのうは彼岸の中日。親の仏前にお参りで訪れた親族たちへおつきあいをしたり、数日前突然断水した自家用水道の破損箇所点検と修理に追われたりで、あっという間に一日は過ぎました。
その自家用水道の点検見回りに出かけようと歩き始めたら、この間ノウサギが伏せていた同じ柴木の下にまたノウサギが伏せていました。その前々日の点検時もまったく同じ所に伏せていましたから、これが同じ柴木の下で3度目のご対面です。
狩猟時代もふくめ私の長い山歩きのなかでも、同じ柴木の下におそらく同じノウサギが3度も短期間に繰り返し「ねぐら」をとっていたのを見るのははじめてのこと。家からわずか200㍍ばかり離れた斜面でのことですが、このノウサギは、よほどこの地形と柴の下がお気に入りのようです。
私と顔を合わせる度に逃げ走らなければなければならないムコウさんは「休んだ気がしない」ときっと思っているでしょう。でも、この様子だとここから離れそうもないので、まだ雪のあるうちは4度目、5度目のご対面もできそうです。