少しずつ春の装いが

あっという間に3月ももう6日。集落のまわりに春のヒラ(底雪崩)がみられ始め、流れが春色に変わり始めた小川の岸辺にはネコヤナギがほころびはじめています。

小川にかぶさる雪の量も今年はなみはずれて多く、普通の年は越え渡れなかった流れの箇所でも、「雪の橋」が随所にできていて簡単に渡ることができます。冬の流れが解かれ勢いを増し始めた成瀬川の岸辺も、雪の背丈が多し。

この流れをうむ深山の雪の量も今年はたっぷりで、雪崩の規模も例年より大きいはずです。春山登山や釣りでの渓谷越えのときも、今年は雪崩でできる「雪の橋」が大きくのこるとみられますから、川越えも案外たやすくできるでしょう。