29日は全国農業委員会会長大会が東京文京シビックホールで開催され、終わっては県南地区農業委員会会長会の視察研修で群馬県嬬恋村方面へ出かけきのう夜9時半過ぎに帰宅しました。
大会がかかげる大きな主張は会場にかかげられたスローガンの写真で明白ですが、農地を有効活用して作物をつくる「農地利用の最適化」が柱となった会議でした。国会議員への要請集会も29日夜にもたれ、「地方、農山村の振興なくして日本の発展なし」という認識が互いに深められた時間ともなりました。
こちらは、これが最後の会長大会出席となります。県内にはともにしごとをした会長各位のなかにも私と同じで「農業委員は今任期限り」という方もおられ、新たな体制がくまれる今年は組織のなかにも様々な変化がみられる年となりそうです。
嬬恋村では、村役場で村長さんや農業委員会会長さん、職務代理さんのご挨拶やご発言をいただき、職員のみなさんから村の農業振興策などのご説明をしていただきました。浅間山を目の前にして広がる高原キャベツ栽培地も視察。販売額も所得額も国内最先端を走る嬬恋村の実績を積み上げてきた過去と現在の努力をお聴きし、また課題も感じとってきました。