稲刈り始める

村議会9月定例会議は18日で終わり、午前で休会となりました。

今議会は、新型コロナ対策の補正予算案と令和元年度の決算認定案の審査が柱となる議会でした。決算特別委員会の委員長報告は、決算案をすべて認定したことを述べた後に、今後の行財政運営についてより一層の計画性と改革を求める内容を特別委員会の総意として報告に加えました。決算については、監査委員の意見書でもほぼ同じような内容が述べられています。

議会は、より計画的な財政運営と計画的な行財政改革の推進を重視しており、常にそれらを当局と同じ認識で見つめ議論できることが大切と考えています。委員長報告はそうした認識に基づいたものと思われます。散会後には議会運営委員会が開かれ、今定例会議の運営や今後の活動などが話し合われました。

▼21日には稲刈りを始めました。今後のお天気のこともあり、平年よりやや早めの刈り取り開始です。

いつものように田んぼの中には、アカトンボ、トカゲ、カエル、イモリ、ヘビなど生きものたちがいっぱい。今年は、大小のマムシまでいてびっくりです。童たちが歩いた田んぼの中にいて、刈り取りで進むコンバインの先からひょろひょろ逃げようとしました。田んぼの中にいるカエルなどを捕食しようと入っていたのだと思われます。二匹とも退治しましたが、用心用心です。

過ぎた連休は、コロナ禍で制限のあった外出自粛も広く緩和され、全国の観光地がにぎわいはじめたようです。稲作農家は秋彼岸の連休は休みとはほとんど縁がなく、人々はこの休みの晴天を利用して村でも県内でも稲刈りにといっせいに動き始めました。

▼彼岸の入りとなり、明けの25日までは、お墓参りをはじめ秋の香りが仏前に供えられます。

彼岸の中日(秋分の日)ともなればマイタケなど秋キノコがそろっと顔を出し始め、山の初モノが供えられるのですが、今年はキノコのマイタケなどをこちらはまだ採れず、旬の山の幸の供物はムリ。仏様には昨年に瓶詰めしていたマイタケとハタケシメジでがまんしてもらいました。

9月の20日頃となれば、アケビも熟れ始めます。顔出しがやや遅れていそうなマイタケなどとちがいこちらは順調に熟れ始めていて、青みがかった実が所々で蔦葉の中に垂れ下がっていました。アケビは例年より実の数が多く豊作と呼べそうです。