9月定例会議はじまる

村議会9月定例会議が4日に開会しました。

会議は18日まで行われ、11日には一般質問と予算特別委員会、15~16日は決算特別委員会、18日は条例案などすべての議案審議の運びです。

4日は、各常任委員会などからの報告、村長、教育長による行政報告が行われました。

私からの諸般の報告はいつものように文書で為されました。例年行われていた県や全国町村議会議長会の一連の行事、各期成同盟会などの総会や要望活動、村や村内各団体の行事などがおしなべてコロナ対策で中止となり、総会は一様に「書面議決」。こんなに活動量の少ない報告をするのはこの職務に就いてからはじめてです。

どこの市町村議会の議長さん方もそれは同じようで、先日語り合ったある議長さんも「ほんとに行事出席が少ない」とのべておられました。私も、当然ながらこんなに諸々の行事での「あいさつ」の要請がないことも初めてで、そういう面でも「拍子抜け」したような数ヶ月間が続いています。

有効なワクチン開発が前提となるでしょうが、世界的な大流行が一定の収束をみたあかつきには、新型コロナとゆるやかな共存のくらしを一定年数覚悟しなければならないでしょう。それにあわせてわれわれの活動のなかでも、慣例として行われてきた活動スタイルの中でこの際見直しをすべきこともあるはず。くらしや諸々の活動について新たなスタイルでの組み立てを今から想定しておかなければと思います。

▼きのうは村小学校学童たちの郡市規模の野球大会があり応援観戦へ。

今年はコロナ禍によりあらゆる催し事の中止や変則的な開催を余儀なくされていて、学童たちのこの野球もそれは同じ。

村小学校チームは接戦で試合には敗れましたが、最後まで全力でがんばる姿をみんなにみせてくれました。6年生たちにとっては最後の試合となり、彼らの熱い夏はこの日でひとつの締めくくりとなりました。

▼一時は特別警報発令の可能性もあるとされた台風10号。昨夜から九州地方の一部を暴風域にまきこみ通過、朝には対馬方面まで達したとのこと。180万人ほどへ避難がよびかけられたといいますが、被災の方々へ心からのお見舞いを申し上げます。

わが村はその台風の影響といえば猛暑だけ。今朝も朝からおだやかな晴れで夏のような暑さ。狭いようでいて広い列島。梅雨時や雪の季節と同じように、南北に細く長い列島における気象条件のちがいを教えられるシーズン入りです。