野のリンドウも秋を告げる

異常なほどの暑さが続いた9月でしたが、来週末には彼岸の入りをむかえる季節となりました。

気温は夏のようでも日の出は遅く日の入りは早くなり、その日の短さを植物たちはいち早く感ずるのでしょう、我が家の台所そばにある野生のリンドウも花が目立つようになってきました。集落近くでもこうですから、栗駒国定公園・須川高原のリンドウは花盛りとなっているでしょう。イワカガミ湿原のウメバチソウも花盛りかな。

我が家の9月は、リンドウと花期の長いオミナエシを窓外にながめ、いかにも山村らしい花景色を前にして食卓を囲みます。

その食卓には、おととい採ってきたウスムラサキホウキタケが煮物であがりました。添えられたのは瓶詰め保存されていた春の山の幸ネマガリタケノコ。彼岸が近づくにつれ、あるいは彼岸からは、秋の山の幸が順調に顔を出してくれれば、秋キノコたちが今日ひとつ、明日またひとつと食卓に増えてゆくはずです。

▼今日は9月議会の一般質問と予算特別委員会が行われます。一般質問には4議員が立ちます。予算特別委員会では、コロナ対策関連の補正予算案などを柱にした一般会計と各特別会計補正予算案などが審査されます。