幸寿苑夏まつり

特別養護老人ホーム幸寿苑の夏祭りが26日夕方6時半から行われました。

恒例の子どもたちの仙人太鼓からはじまったまつり行事は、餅まき、中学1年生谷藤翔太さんのすばらしい民謡、藤波演芸団の歌と踊りと、すべてを雨無しのなかで終えました。会場が施設の中庭なのでお天気が心配されましたが、お天道様も夏まつりをしっかりと応援してくれたようです。

トラックの荷台を即席の舞台にして歌と踊りを毎年披露してくれる藤波演芸団のみなさん。この舞台を目当てに毎年夏まつりに通うお年寄りの方々もたくさんおられます。幸寿苑を利用されているみなさんも、家族の方々といっしょに年に一度の楽しい夕べを過ごしていました。

▼夏祭りの前には、湯沢市で「東北中央自動車道 新庄・湯沢間建設促進フォーラム」が開かれました。

フォーラムは湯沢雄勝の商工団体と高規格道路の建設促進をめざす期成同盟会で構成される実行委員会の主催。みのり川衆議院議員をはじめ山形・秋田両県の来賓と期成同盟会を構成する行政関係者も出席しました。

フォーラムでは別掲のような決議も採択され、これにもとずく政府省庁や国会などへの要望活動が今日から31日にかけて行われます。

▼週末から休日は、所用の合間に薪割り作業を仕上げ、伸び過ぎている所々の畦草を刈り、27日午後には水遊びを待っていた童たちを連れて、一年ぶりに成瀬川での泳ぎを2時間ほど楽しんでもらいました。

連日の暑さで川の流れも温み、この日までにはまだ小さなアブの集団攻撃もなく水浴びには絶好の条件です。童たち(小5、小4、保育所年長)は、カジカやビッキキャロ(オタマジャクシ)、川ざっこ(ウグイ)のウルミゴ(孵化して間もない魚の子)などと戯れながら、何度も何度も清流に体を浮き沈みさせ歓声をあげていました。

小川のほとりでは、完熟のバラエヂゴ(ナワシロイチゴ)をもぎ取り、野の味を口にする体験も。

農作業と田んぼが大好きな保育所年長組の童とはたんぼにいっしょに出かけて、カエルや、稲の株に羽化したばかりのヤマアゲヅ(オニヤンマ)などに触れあえる場面も。土手に咲くヤブカンゾウや野の花たちを目にして「これは何の花?」と質問ぜめにもあいました。我が家の田んぼの中で羽化したオニヤンマを見たのははじめてです。これはオニヤンマとしては最も晩い時期の羽化でしょう。