落水、盆アゲズ羽化、モミジイチゴ熟れ盛り

6日は早朝5時から、田んぼのある堰(ヘギ)組合の用水路沿い草刈り作業へ。

どこの用水路でも行われている夏に一度の作業です。用水路沿いにあるモミジイチゴが熟れ時で、甘~い梅雨時の野の実を口にしました。

この日は、共同作業後にたんぼの水を落とし、7日は排水をよくするために溝切りを始めました。我が家のたんぼは粘土質で土深く排水がよくないので、この作業は欠かせません。たんぼが平らでないということも、溝切りの少々の理由にはなります。

久しぶりにたんぼの中に入ったら、羽化真っ最中のボンアゲズ(盆秋津・アキアカネ)がいっぱいいます。シオカラトンボ、アキアカネ、ドジョウ、トノサマガエルや何種ものカエル、イモリ等々、水を張ったたんぼの中は多くの生きものたちの棲み処です。

何十年も続いてきたことですが、突然水を落とされて、みんなびっくりしているはず。まだカエルになっていないビッキキャロ(オタマジャクシ)の一部は命を亡くしてしまうかもしれません。月の下旬にまた水が入るまで、生き物たちの多くは小さい範囲で水のある水路そばなどに移動するのでしょう。