野イチゴの季節入り

草取り仕事をきのう午前で終え、田んぼを中干し(排水して干す)できる準備が終わりました。

たんぼそばのモミジイチゴが熟れる頃だろうと立ち寄りましたが、いい形で食べられるほどになったのはまだ一粒二粒ほど。梅雨時なので、実のそばではカタツムリさんが活動中でした。

もう一週間ほど経ったら、オレンジ色に熟れた実がきれいにならんだ樹の姿が見られるでしょう。

▼妻が自家用野菜をつくる畑では、とちおとめイチゴが毎日のようにもぎとられています。

ここ2年ほど、苗の植え付けしごとに手をかけられないので、「野イチゴみでぇになった」と妻は言います。確かに味も実の大きさも、とちおとめの「とち」の字ぐらいまでにとどまっているようです。

でも完全無農薬で食べられるとちおとめイチゴですから、それだけで、おいしさのマイナス分を補って余りあるのです。ほったらかしですから、こうなればもう、野イチゴといってよいのかもしれませんが。

▼かなり前から、「タノクロアゲズ(たんぼの畦でよく見られるトンボ。シオカラトンボ)」が、羽化したたんぼで見られるようになっています。野山では、写真のようなトンボ(ギンヤンマでしょうか?わかりません)もよく目に入ります。

トンボたちの羽化も、ゲンジボタルが羽化する頃とみんな重なりますから、梅雨時は水棲昆虫たちの羽化はじまりの季節とおぼえておけばよいようです。