18日は、田子内地区に建設される村営住宅の地鎮祭に出席。住宅としては平良地区に次ぐ村内2つ目のエリアに6棟がつくられます。農地転用にともなう審議など建設用地確保などで農業委員会も係わってきた事業だけに、経過などをいろいろと思い起こしながら、工事の無事安全をお祈りして玉串を捧げました。
19日は、田んぼの害虫防除で消毒作業へ。行事や雨天などでなかなかやれないでいて、この日も「午後3時には雷雨」の予報が出ました。過去、消毒直後に雨に見舞われた教訓から「これは、早めにとりかからねば」と、早朝5時にはたんぼでの作業開始です。
近年、害虫のなかでもとくに被害の大きいカメムシ防除が大きな目的です。我が家の稲作では、田んぼでの薬剤防除はこれ一回だけ。防除としてやるべきことは尽くしたので、被害のなきよう、あとは「祈る」だけです。
20日は、これも早朝5時から部落入会林野につくられた作業用林道の柴草刈り。部落の慣行利用権がある山林の多くには貴重な公費を投じて作業道路が幾本かつくられています。周到な管理をしなければ道はたちまち荒れて、柴(低木)草に覆われてしまいます。
「将来のことを考えれば、きちんとした維持管理が必要」と総出での共同作業にとりくんだものです。「こういう道があったことを知らなかった」という方もおりましたから、「部落の山」を知るうえでも効果のあった作業といえます。
その作業を終えてから、きのうは4度目の畦草刈りを開始。これも、カメムシ防除のために督励されている作業ですが、それでなくても草がのびのびですから、8月半ば過ぎには毎年決まっての仕事です。
きのうはどうしたわけか畦の刈草の中から毒蛇のマムシが多く這いだし、ずいぶん大きな一匹を含め計3匹を草刈り機械で一刀両断にしました。あまりに数が多くて「こりゃあ、稲刈りの時も気をつけねば」と語っているところです。
そんな「ぎょっ」とすることもある畦草刈りですが、その畦には所々で小花も観られホッと一息ついたりもします。刈るには少々惜しい気もする可憐な野の花たちが満開なのです。咲くところのちがいひとつだけで花へ向ける人々の関心は変わりますが、この花たちが畦ではなくもし高山に咲いていたら「うわーっ、かわいらしい」などの歓声があがるかもしれませんね。