全県の町村議員研修

県町村議会議長会主催の議員研修会がきのう午後行われました。それに先立ち午前には、議会広報編集委員会の議員を対象にした研修会も開催。

全県の町村議員(構成員数は市町村合併による町村数の激減やその後の定数削減などで160人を少し下回る)各位は、年に一度の恒例の研修会で、地方議会と議員の果たすべき役割、当面の政局課題などの講演に耳をかたむけました。

今回の講師は「質問力向上による議会活性化について」と題して、法政大学副学長・法学部教授の廣瀬克哉氏。「激動期に入った政局」と題して、毎日新聞論説副委員長の人羅格氏のお二方です。

両氏の講話レジメの冒頭に、お聴きした内容の骨格が記されています(写真)。両氏とも、講演の最初に、今回の豪雨被災についてお見舞いの言葉をのべられました。

雄物川、横手の被害状況が全国に大きく伝えられただけに、あの時は関東方面をはじめ県外の身内や友人・知人の方々から「村はだいじょうぶか?」という電話を何本もいただきました。これは議員各位も同じだったようです。ということは、とくに政治の中枢にある方々へなら、同様の心配の電話が一般の方より多く着信していたものと思われます。

今回は豪雨被災の洪水と土砂崩れの爪痕が、雄物川沿いや山地で車中からも目につく時の研修会行きでした。全国に報道された秋田のことはどなたの念頭にも濃く刻まれているためか、「災害対応の重要さ、政治家、人間としての謙虚さ」これらに類いすることが行き来の隅々で話題になった一日でもありました。