70回目の成人式

第70回目の村の成人式がきのう行われました。

議会事務局提供

今年の新成人は23人。こちらは、いつもの年と同じ内容であいさつを述べました。柱は2つで、世界と日本の人々が平等の選挙権を獲得した歴史に学び、この権利を必ず行使してほしいことと、終戦記念日にもちなみ、平和をまもることが成人の大きなつとめであるということについてです。それに今年は、直木賞作家の重松清氏が秋田魁新報紙7月1日付けの「暦の余白に」欄でのべられていた「おとなの条件とは」のなかの一文を引き加えさせていただきました。

重松氏は、その日付けのエッセイの終わりの部分で『誰かのことを「幸せになってほしい」と願う人は美しい。そして、幸せを願う相手がいることこそが、おとなの一番の幸せなのではないか』とのべています。とても深みのある言葉だと思ってその日の紙面欄を切り抜いていて、晴れて成人となられたみなさんへのおくる言葉に含めました。

▼お盆は曇りや雨天マークの週間予報だったので「今年はできるかなぁ」と思っていた童たちとのお盆川遊び。予報ほどではなく、合間合間の陽射しの下での14日、ちょっぴりの肌寒さを感じながらも、童たちは水の子として存分に川の流れを楽しみました。瀬に出てジッと虫を狙っていた様子のカジカも、突然の来訪者たちに驚いていました。