集落総出のお盆前草刈り

わが家では、ドクダミ、トリキシバ(クロモヂ)とあわせてお茶代わりに毎日飲む薬草のヨガノハシ(ゲンノショウコ)が、真夏日が続いた先週末に採り干されました。

先日通った林道そばにはマタタビの虫えい果がいっぱい見られます。薬草と同じようにこの虫えい果は薬効があるとされ果実酒などでよく利用されます。今年は例年より虫えいが多いようで、もう少し経ったらもぎ取ろうと思います。

いよいよ村も真夏。里山のハギモダシ(ハナホウキモドキ)も盛りですが、当初予想に反して発生量はそれほど多くないまま日が過ぎています。野原に目立ったヤマユリやオオウバユリの花もそろそろ終わりとなり、先週半ば頃から昆虫界のギャング団ともいえるツナギ(刺しアブ)集団が猛威をふるいはじめました。

プールなどなかった昔の子ども達は、このツナギが群れる川へ毎日通い水浴びをし、魚獲りをしました。なにごとにおいても、慣れてしまえば案外平気なものです。今なら大人でもこのツナギ集団に襲われたら一目散に逃げるしかありませんが。

▼きのうはお盆をむかえるための部落の掃除日。国道、村道沿いや村管理の公園などの草刈りが早朝5時から集落総出で行われました。