部落・自治会の要望箇所を視察

今年の部落・自治会からあげられた要望箇所の視察が、14日、村当局と議会(常任委員会の調査活動)合同で行われました。

これら要望の実質は、議会で審議が必要とされる「請願」、「陳情」とほぼ同じものという大切なとらえ方を我々はしています。

わが村の場合、村内の住民や団体から請願・陳情が提出されるのは近年はごく稀です。道路や水路、生活環境などの整備を求める要望は、そのほとんどが地区住民の総意として提出される「部落・自治会要望」というかたちで村と議会に毎年届けられるからです。それらは来年度の予算編成でも重要な位置づけをもちます。

部落や自治会の要望ですから、各地区でよく検討されて提出された要望であることを前提に村も議会も現地の調査をおこないます。緊急性があり、すばやい財政措置が可能な範囲であれば、要望実現のために具体化をなるべく急ぎます。次年度予算をまたずに既決の予算での柔軟対応や補正予算措置等での対応はよくあることです。

今回の各地区要望も、当然ながらそういう「地区の総意」であることを念頭におき現地をまず調査しました。用地関係が主な原因で整備が前進しない一部をのぞき、村道や農道など道路整備もよく進んでいるわが村。幹線用水路をはじめ水路の整備もそれは同じです。

したがって、今年の新規要望は、交差点や生活道路などの交通安全対策、水路の取水施設整備や劣化箇所の部分改修などが大半で、除雪用の水路整備も一箇所。現地確認は議会常任委員会の調査活動としても行われる活動であり、調査後には講評の議論も行われ、当局の現段階での要望に対する考えもあらためてしめされました。

▼アザミ、シラグヂ(サルナシ)の花が咲き始めました。マタタビの葉っぱも白くなり、カンゴの実(桑の実)も熟しはじめの季節。「北日本の梅雨入り」が宣言されました。

▼雨の日曜16日は、「菅義偉官房長官を囲む会」が湯沢市内で開催され出席。

村や地域の要望実現のために、湯沢雄勝出身の官房長官へは毎年幾度もお願いにあがっています。「囲む会」はふるさと後援会のみなさんによる主催です。日頃お世話になっているお礼をこめながら1時間ほどを過ごしました。