過ぎた土曜、日曜は、今季のタケノコ採りシーズンのはじまり。村の国道は、早朝から須川高原や焼石山麓へ向かう多くの車が通りました。
ブナの森深山は、「オーッ、ホーッ」などと互いの所在を確認し合う人々の声や、ラジオの大きな音が響き、一年ぶりのにぎわいです。
こちらも週末は村のブナの森へでかけ、贈答用や自家用に貯蔵する瓶詰め用のタケノコをどっしりと背にしました。
この季節のブナの森は、春のワゲきのこ(ヒラタケ)とも出会える時。倒れた枯れ木には最高品質のヒラタケが食べ頃の姿でいっぱい見られました。
▼週末は久しぶりに童たちとたんぼの生きもの観察も。童はつかまえたトノサマガエルの白いおなかをテロテロとさすっています。そうしたらカエルはつかまえられた状態でゲコゲコと鳴きます。童は「カエルのおなかをなでてやると鳴くよ」といいます。おかしなカエルもいるものです。
たくさんの種類のカエル、イモリ、ドジョウ、タニシ、名前のわからない多くの虫たち。田んぼと水路は、いつの時代も童たちにとって小さな自然公園みたいなものです。