ブナの実が殻かたちに

ソメイヨシノが散り始めた連休後半には役場前のしだれ桜が満開となりました。栗駒須川高原に往き来する人々や帰省の方々も、山の新緑美とともにこのしだれ桜の華麗さにも目を注いだことでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

城下公園のブナがすべての葉っぱをひろげきり、冬の間に仕事部屋から眺めていた成瀬川も川面の多くが葉っぱで隠されるようになりました。花が散り始めたブナには緑の殻かたちの実が着いて見られます。

雪消の遅い村の里山でも山菜が真っ盛りとなりました。その頃になると、食卓から眺められるわが家の八重しだれ桜も満開となります。深山ではトガクシショウマも咲き始めた頃。妻が鉢植えしているトガクシショウマも、連休半ばにやっと花を見せてくれました。

 

 

 

 

こどもの日、生後半年になるいちばん年下の孫童が初節句をむかえました。それに先立つ3日は憲法記念日。11日には村の戦傷病没者追悼式が行われます。この童たちが大人になった時代も、憲法の平和条項が堅くまもられ続け、国際平和主義に基づき戦争しない日本国でありつづけるよう、国民の一人としてつとめねばとの思いを強くしたところです。