たいていは夏に姿盛りで見られるギンリョウソウ。里の山で先日、こちらとしてはめずらしいと思えるほどの群落を目にしました。
長年山を歩いていますが、これほどの群生を見るのははじめてのこと。農作物にとってはあまりプラスではなかった今年の気候は、この植物(まるでキノコみたいですが、葉緑素を欠く植物だそうです)にとっては最適の環境だったのでしょう。
葉は退化しているそうですが、これでも、茎のてっぺんにあるのは花ということです。
過ぎた週末あたりからわが集落でも稲刈りの動きが増えつつあります。稔りの不足が最大原因で、これほど作業開始が遅れたのは近年にないことでしょう。我が家のたんぼもなんとか刈り取り適期。きのうからコンバインを動かそうとしましたが、雨天模様、たんぼのぬかるみ具合などを思案して仕事はじめは延期です。