任期最後の定例会議終える

村議会3月定例会議はきのうですべての審議を終え休会となりました。

きのうは、まず朝一番で議会運営委員会と全員協議会を開催。追加上程される教育長選任(大沼一義氏)案の説明を受けた後に本会議に入りました。

それらあらかじめ予定されていた議事のほかに、令和5年度の当初予算案可決後の追加補正案も提出の準備がされていました。このため最初の議案審議をすべて終えた後(5年度当初予算案も可決)に本会議を暫時休憩し、さらに追加上程される補正予算案審議に向け運営委員会と全員協議会を開き本会議を再開というめったにない会議運営となりました。

追加の補正予算案は国がらみの新型コロナ関係予算で、4月早々からの動きが必要であったためです。議案は、来年度当初予算案の一般会計のみ賛成多数で、ほかは全会一致で可決・同意されました。

村議会は、4月のいっせい地方選挙(18日告示、23日投票)で改選となるため、現任期の議会にとっては最後の定例会でした。それだけに、各々が任期を終える時期特有の思いをもって臨んだ会議となったようです。

私もふくめ今任期限りで引退を表明している議員も今改選期は多く、定例会議の開会の日から昨日まで、本会議や委員会の会場にも発言の中にも、そうした議員各位の心がにじみでるような印象、感慨を私は雰囲気としてあらゆる場面で感じました。

ただし、議会の任期も会期も4月29日までまだ一ヶ月半もあります。政治は国政、地方政治を問わず常に生きものですので、いつどんなことがあるかわかりません。私自身も、今日の保育園卒園式、小学校の卒業式、この先には広域市町村圏組合議会もあります。ほかに年度替わり時期の様々な行事日程もいっぱいありボーとしている暇はありません。

任期最後の日の来月29日には、成瀬ダム事業で進められた国道342号付替国道の2号トンネルと2号橋の開通行事も予定されています。そういうわけで、身をひきしめ、残された任期をしっかり全うしたいと思います。

昨年、村の執行当局は新しい村長、副村長の下でスタートし、きのうの会議では新しい教育長も決められ、行政執行体制は固められました。5月には議会も新たな陣容が加わる予定で、新たな体制で進むことになります。

村政の両輪がよく機能を発揮し役割を果たし合い、自立の村の誇りとする政策にはさらに磨きをかけ、また転換期のこの時代にふさわしい大胆な発想、創意にも互いにいっそう心を砕かれて、自立の村政がより前進することをめざしてほしいと思います。そんなことを思いながら、開会の鈴を押し、散会の宣告をいたしました。

議会終了後は、何年ぶりでしょうか久しぶりの懇談会もホテルブランで開催され、意義ある語り合いのひとときを過ごしました。