任期最後の定例会議はじまる

現任期の議会としては最後の定例会議がきのうから16日までの日程で始まりました。会期は4月29日までありますが、この3月定例会議が議案審議としてはおそらく最後の議会になると思われます。

開会前には、全国町村議会議長会と県町村議会議長会から永年功労表彰を受けられた議員各位への表彰状伝達と、村からの副賞贈呈もありました。

開会冒頭、私からは、以下の内容であいさつを申し上げました。

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雪の量では比較的おだやかな冬を過ぎようとするなかで3月定例会議をむかえました。しかし、2月16日の時点で、(村内では)死亡事故1件をふくむ人的被害が5件など把握されております。被災された皆様には心からのお悔やみとお見舞いを申し上げます。

また、この冬2月にはトルコ・シリアでの大地震もありました。亡くなられた方が判明しただけでも5万人を超えるとされる大きな被害であります。被災された皆様へ深く哀悼の意をあらわし、お見舞いを申し上げ、一日も早い復旧、復興を願うものであります。

さらに加えてですが、ロシアによる国際法に反したウクライナへの侵略からまる一年が経ちました。この侵略にともなう数々の非道と残虐行為も明らかとなり、2月23日の国連総会では「ロシア軍の即時撤退を要求する」決議案が141カ国の圧倒的多数で可決されました。一日も早くこの決議にそった内容でウクライナに平和が取り戻されるよう、ここにあらためてロシアの軍事侵攻を強く非難するとともに、戦禍のウクライナ国民とそれを支援する世界の人々へ連帯の声を届けたいと思います。

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会議は、諸般の報告につづいて備前博和村長の施政方針と行政報告、高橋養滎教育長職務代理者による教育行政報告が為され、およそ38億円の一般会計をふくむ当初予算案、補正予算案、職員の定年延長に関する条例改正案など28議案が提出・説明されました。また村長専決条例にもとずく報告4件もありました。

きのうの施政方針や行政報告を受け、今日正午までに一般質問を通告したのは4議員です。