福寿草咲き、野のヒロッコも顔を出す

過ぎた日曜日は、この年最初ともいえる暖かでおだやかな快晴の一日となりました。

ここ数日の除雪無しお天気や雨天などもあり、陽当たりのよい土手斜面では福寿草のつぼみがいっきにふくらみ、この日は暖かな陽射しにもうながされて4株ほどが花開いていました。

そばには、やはりつぼみをふくらましたバッケ(フキノトウ)やヨモギ、ヒロッコ(アサツキ)、の新芽も見えます。どれも美味しそうでしたが、今はそのままにしておきました。

晴天が続いたおととい頃から村の人里雪原は少しずつ堅雪がはじまりました。きのう朝と今朝は雪が本格的に締まり、カンジキ無しでも足がぬからずにどんどん歩けるようになりました。堅雪の季節到来も雪国人にとっては「春が来た」を知る大きな標です。

今日は中学生のみなさんの県立高校受験の日ということです。幸せ、早春の象徴でもある福寿草の花、そして厚い雪の下から新しい芽生えを見せた命の力躍動の野草たちを添えて、「全員合格」をお祈りいたします。