カンゴ(桑の実)も黒く

田んぼ見回りに朝4時半頃出かけますが、6月に入ってから今朝までほぼ毎朝のように「キョロロロロ~ン」とアカショウビンの鳴き声が聞こえます。先日などは自宅すぐ脇の小さな社の林からも鳴き声が聞こえ、「朱い(火の鳥)をとらえたい」と急いでカメラを取り出し駆け寄りましたが、「声は聞こえど姿は見えず」です。

そんな季節入りのなかで、きのうは木イチゴ、今日はカンゴ(桑の実)の熟れ便りです。

真夏日のような晴天が続いているためか、木の実の熟れる進みが早く、モミジイチゴも桑の実も、たった一日経つだけで「もう、こんなに」と思うほど熟した実をたくさんつけています。

きのうは田んぼの草取りをひとまず終え(土用干しの水抜き前には、もう一度ビッキの鼻通し取りを行います)、甘酸っぱい木の実を摘み取って口にふくみ一休みです。

人里の桑の実が熟れ始めると、それに喜んで集まるのはクマ公たち。彼らはこの実が大好きです。これからは、散歩やジョギング、山菜採り、農作業、草刈りなどで藪の近くを通る時に桑の実が多くあるところは要注意。とくに早朝や夕方はクマ公たちも動きが活発ですから、声をあげたり、ラジオを鳴らすなど念入りな備えが必要です。