新型コロナ禍の負の影響が村民生活にジワリとのしかかるなかでの議会となり、コロナ対策関連予算だけはその審議開始を早めるため、開会初日に予算特別委員会を開催、ひきつづき本会議での予算案審議を行うという通常とは異なる議会日程となりました。
村民の苦難軽減が政治の大きなつとめであり、こういう世界規模の感染症病禍真っ只中という非常時なので、今定例会議はそれに即した議事運営となったものです。
開会日の予算案審議とはいっても、2日の全員協議会、そして議案上程・説明の本会議と、予算案の十分な説明を二度受けた後に審議が進められたものです。また、その間に、全員協議会でも予算特別委員会でも3月定例会議からはじめた議案に対する「議員間討議」の時間もきちんと設けてあり、そうした経緯のなかで審議された予算案は、委員会、本会議ともにすべて全会一致で可決となりました。
コロナ禍で影響をうけているみなさんに対する村の支援策が、これで議会最終日をまたずに直ちに具体化されることになります。
なお、議会は、コロナ禍の状況を勘案し、6月支給の期末手当について1割削減の方向を全員一致ですでに内定しており、会期中にその削減案が議員発議で提案される予定です。村三役についても今朝の新聞報道にあるように村長5割削減、副村長、教育長がともに3割削減の案が同じく追加提案される運びです。
▼議会の帰り路、車の中からヤグルマソウの花が盛りで見え、そばのアマニュウ(ハナウドの仲間)の花にはやはりミツバチがとまって盛んに蜜を吸っています。その下には、フタリシズカが小さな群落でひっそりと咲きはじめていました。