澄み切った晴れ空の下、畦塗り

きのうは我が家も手作業の畦塗りです。畦塗りも機械化が当たり前の時代。ですから、きのうお伝えした先輩のSさんや我が家など、こういう手塗りのしごとはわが集落ではほんの数軒だけとなっています。

晴天でも風が強かったせいでしょうか、空がとっても澄んでいて、いかにも青空といいたくなるような「真っ青」な空、その空に浮かぶ雲もひときわ白さがひきたちます。

晴天でも風があり、この季節特有のサクラガ(桜蚊・大きな蚊)も寄って来ずで作業はまことに快適。塗りおえた後の畦と田んぼを見れば、毎年決まったように「手仕事をした後は、気分いいな」の言葉がごく自然に出ます。

今日からは、畦の草を刈り、本代掻き(最後の代掻き)、そして田植えと、月末まで農繁が続きます。冬の間の運動不足でやや溜め込んだ腹回りの脂肪も、春作業の連続でほとんど燃え尽き、今度は腰痛やあちこちの筋肉痛がとれない日々となります。春をむかえ、鍬を持つ度に、年齢を否応なく意識させられてしまいます。なにしろ、コロナ禍でなければ、この6月末に松島で古希祝い(急きょ中止)の同級会をやる齢となっていますので。