15日は小学校の卒業式。
今年の卒業生クラスは児童数が少なく11人。その中でお一人がインフルエンザに罹患のため式典に出席できず。ご当人へもご家族へも「お気の毒」の気持ちをみなさん口にしておられました。後に卒業証書を授与する場が特別に設けられるそうですから、「よかった」と安心しました。
さて卒業式。人数は少ないものの、それだけに一人一人のキラリと輝く個性が目立ち、何事にも積極的、元気なクラスでした。なので、式全体の運びでの存在感は大人数のクラスに見劣りしないものがありました。
卒業生、在校生の別れの言葉や歌も、毎年のようにこの場面は感動に胸が熱くなる時。子どもたちの健気で澄んだ目と心と歌声と言葉には、いつも自分の心が洗われるような清々しさを抱かせられます。そんな気持ちのまま祝賀会での乾杯の発声をさせていただきました。校長先生から卒業生全員へプレゼントの似顔絵もよかったですね。
▼きのうは、成瀬仙人太鼓のみなさんの結成30周年を祝う記念演奏が「ゆるるん」で行われました。
公演には、成瀬仙人太鼓のみなさんが結成時から指導をあおいできたという大仙市の「蘭導」と、湯沢南家佐竹太鼓の2つの太鼓団体のみなさんも応援にかけつけ、見事な演奏で花をそえてくれました。
30年間の歩みを続けてきた成瀬仙人太鼓。この間積み重ねられた熟練の演奏は、会場を大きな感動でつつみました。みなさんそれぞれ多忙な方々であり、女性の場合は家庭や子育てなどで固有のつとめなどもありますから、その度合いはなおさらでしょう。
お仕事の合間を縫っての鍛錬は大変なことと思われますが、演奏を讃えるあの力のこもった聴衆の拍手の大きさ、熱い声援を目にしお聞きすれば、きっと「続けてやっていてよかった」とみなさん思われたのではないでしょうか。ほんとうにすばらしい「響き」でした。子ども仙人太鼓の指導にもみなさんは尽力されており、感謝・敬意でいっぱいです。さらなるご活躍とご発展を願っております。
▼夜は村猟友会のノウサギ巻き狩りの鍋を囲む会へ。会場は、またぎ料理・ジビエ料理で最高級の味をたんのうできるグルメペンション「お山の大将」。野生鳥獣肉特有の臭さを取り除く独特の秘伝で調理された鍋は、「これは美味い」といつも評判で、来賓として参加の私たち一同、1年ぶりに野のウサギ肉をおいしくいただきました。