少しずつ進む雪のむらへの春のおとずれ。
「そろそろフクジュソウの一番花が見られるかな?」となじみの斜面に向かったら、咲いていました一年ぶりの新しい花が。
まだ雪解けの範囲がほんの少しなので群落とはゆきませんが、厚い雪と隣り合わせで咲く花のほうがフクジュソウにはお似合いです。ほかの新芽たちは、つぼみをふくらませたまま1㍍50㌢ほどの厚い雪の下で出番を待っています。
そばのヘギ(堰・用水路)では、日を浴び続けているセキショウがこの前よりも草姿をいきいきとさせ、雪を背景にその緑がいっそうひきたってきました。