くらしにも自然にも少しずつ春が

あっという間に2月が過ぎ、半年ぶりに暖かな陽射しを続いて浴びられる日々となっています。

2日~3日にかけては、地元集落のコミュニティ文化祭とそれにちなむ催しがにぎやかに、熱く行われました。開幕を告げる子ども仙人太鼓は、集落に春を告げる響きともいえます。

今年で42回目となる部落の文化祭。私ら世代が子育ての頃は、旧コミュニティセンターで行われ、親子会の活動として大きな雪像を各地区ごとにつくって出来映えを讃えあったことなど、あの当時の熱気も思い起こされます。演芸の出しものなどにも時代の変化が映され、回を重ねてきた文化祭の歴史を感じます。

▼雪寄せ作業なしの朝がしばらく続いています。地面の見えた場所や立木の根元が陽射しで暖められ、そこから雪のない範囲が少しずつ広がっています。

そんな少しの雪解け水があちこちから集まりはじめたからでしょう、成瀬川も冬のおとなしい流れを解き、幾分、瀬の勢いが増したように見えます。

先日ご紹介した川岸のネコヤナギも、冬の衣をすっかりと脱いで花を大きくふくらませています。こうなれば、雪原を自由に歩ける「かた雪」の季節が待ち遠しくなりますね。