小中学生12名が議会見学

村議会9月定例会議の本会議2日目となったきのうは一般質問でした。

7月の補欠選後初の定例会議には3議員が一般質問に立ちました。

一般質問の最初の時間には、小中学生12名のみなさんが見学に訪れ、わずかの時間でしたが「生」の議会論議に触れていただきました。

議会事務局提供

この見学は、10月26日に予定されている「子ども議会」開催の事前勉強のためということでの訪問です。感受性、向上心、学ぶ心豊かな24の瞳と鼓膜は、この日の議会をどんな感想をもってとらえたのか、いつかお聞きしたいものです。

きのうは、田子内大黒学級のみなさんなども傍聴にみえられました。

きのうの議会本会議は陳情を審議し散会。ひきつづき予算特別委員会が開かれました。

▼猛烈な勢力を維持したままの台風21号が関西をはじめ列島を直撃しました。村は風も雨もそれほど強くなく過ぎましたが、全国の被害規模は「台風」の恐ろしさを再認識させるほどで、「風の猛威」そのものでした。きのうの一般質問でも災害対策、とくに豪雨がもたらす災害対応策で論議が交わされました。

素早く的確に機能できる具体策、これが災害対応のひとつのカナメでしょう。「起きる事態を可能な限り想定して、こういうときはこの対応を」という方策を行政がまず率先して描き、いざ有事に行動ができるしくみを防災体制の髄にしみこませておくことが大事です。

地域や個人も、たとえば「土砂災害への警戒警報が出たら、どこへ避難するか」を日頃から思案しておくことが求められます。行政も、地域も、個人も、村全体として「避難が求められるような大規模災害」に対して、我々の備えがまだまだ十分でないことは確かなようです。

とりわけ、集中豪雨がもたらす災害対応については、集落単位、個別地域で条件が異なります。避難所云々も含め、行政、集落、個人それぞれよく連携をとり、起きるであろう事態を予測した万全の備えが必要なことを、全国の災害は私たちに教えます。