きのうと今日は村議会の決算特別委員会へ同席。
決算特別委員会は、議長と議員の監査委員をのぞくほか全議員で構成され、答弁側も課長以下担当職員も出席となるので、委員会の審議としては最も員数規模が大きい会議となります。本会議とはちがい委員会ですので、例年のように質疑も答弁も比較的柔軟に交わし合わされます。きのうも平成29年度の決算について様々な角度から審査が行われました。
審査のなかでは、委託料や各種補助金、助成・支援金などの一部について問題点や課題があるとして質す問いがみられました。村民を代表する議員へは、村政を敏感に感じとっている村民のみなさんの声が常に寄せられます。議員の質疑は、そうした声の反映ともいえるのでしょう。
議員が活動の手引き書としている「議員必携」には、決算審査の着眼点として「予算が、議決した趣旨と目的に従って適正に、効率的に執行されているか。それによってどのような行政効果が発揮できたか。それからみて今後の行財政運営においてどのような改善工夫がなされるべきか」という旨の留意すべき視点をあげています。議員の発言は、おおむねそうした立場から行われるようになります。
したがって、村政をしっかりと運営していくために、予算審査と同じように決算審査を議会はとても重視しています。審査は今日の午前で終わる見込みのようで、その後には総務教育民生常任委員会の会議が開かれます。
▼久しぶりに晴天がつづく予報です。議会の後にたんぼを見回り、こんどは矢櫃グランド方面に上がり、そこからも河岸段丘上で稔り続ける我が家のたんぼ方面をながめました。
村全体で稲穂の黄金色がひときわ目立つようになりました。田植えの早かった農家で、自然乾燥のハサ架けをされる方は、まもなく刈り取り作業に入れるでしょう。
高台にあり、成瀬川がほぼ直角に折れ曲がる角に位置する旧グランド跡は、建設適地として各種電波関係の鉄塔設備がいくつも並び立ちます。なので、岩井川地区の運動会、それに村全体の五校運動会でにぎやかだった頃のグランドの面影は消えています。でも、ここに来れば、運動会の時に赤い土のグランド全体を包み込んだあの熱気や群像はすぐに思い起こします。
草が生い繁り柴木が生え始めたトラックやフィールド跡を歩いていたら、赤い点々がそちこちにいっぱいあります。よく見たら、それは小さなキノコでした。