新庄・最上地方のみなさんと高速道整備要望

新庄・湯沢間の高速道路整備促進で、きのうは山形のみなさんとともに湯沢河川国道事務所への要望に向かいました。副村長とともにです。

局地的な豪雨に先日おそわれた山形では、戸沢村で最上川が氾濫するなどいくつかの箇所で被災。

国道47号線も、この日まだ通行止め箇所があるということが山形のみなさんから語られました。関係する町や村ではそのためにこの日の要望に急きょ参加できなくなったところもあったようです。今回も湯沢それに新庄の商工会議所のみなさんも出席です。

▼湯沢へ出かける前には、成瀬ダム工事事務所の所長さんと総務課長さんがお見えになり、9月15日に行われる成瀬ダム本体工事着工式のご案内をいただきました。同じように、本体工事にあたる業者さんも来庁され、同日に行われる安全祈願祭へのご案内もありました。

▼午後はやりかけていた薪の嶋積み(屋外へ積み置くこと)作業をようやく終えました。我が家は、2年分の薪をたくわえるのがいわば「家風」。この5張(5㎥)の薪は今冬ではなく来年の秋から焚く燃料です。これで春からの、切る、割る、運ぶ、屋外に積むの一連作業は一区切りをつけたことになります。

薪を運ぶかたわらの野には餅イチゴ(エビカライチゴ)が熟れきっています。こぼれそうになったその実をいくつかつまんで口に。

特有の甘みでとってもおいしい木イチゴですが、ほかの木イチゴより極端に植生は少なく、わが集落でもこのイチゴを私がみかける箇所はたったの一箇所だけになってしまいました。村では「絶滅危惧種」扱いしてもよさそうになったイチゴです。

▼トビダゲ(トンビマイタケ)の幼菌を、集落の山菜採りセミプロのTさんからきのういただきました。こちらにとって幼菌は今年の初物。このキノコの幼菌だからこその軟らかな「きのこ肉」の歯ごたえ、味覚を、煮付けと一夜味噌漬けでごちそうになりました。

Tさんは「まだ、若いのがいっぱいあった」と語っていたそうです。このキノコ、今が真っ盛りのよう。今年は数年ぶりといえる大量発生、当たり年のようで、品質も申し分のないかたちをしています。ブナ大木の根元を囲んで大量に発生する真っ白サンゴのような幼菌を、写真におさめたいですね。

▼今日は長崎への原爆投下から73年目の日。6日の広島とあわせ「6.9」の日として忘れられない夏の日です。覇権をめざす侵略のための戦争、核兵器、生物化学兵器、みな支配強欲の最も醜悪な、国家という名をかむった暴力のひとつの姿です。戦争許すまじ。