台湾女性6人も参加の仙人修行

定員いっぱい25人参加の第34回仙人修行が、3~5日にかけて行われました。

今年の参加者には、取材もかねてでしょう、朝日新聞秋田総局の女性記者Iさんや、台湾からお越しの女性の方々6人もみられました。

わらじ造りの手ほどきをされた村の古老の方々の中には、98歳になるこちらの伯父が今年も加わっていました。指導にあたる方々はどなたも健康で、毎年同じメンバーで修行のみなさんをおむかえできておりますから、主催側にとってもありがたいことでしょう。

開講式の参加者自己紹介で、「日常と違う体験をしてみたい」旨などをほぼ共通して語られたみなさん。天候に恵まれた中での村でのひととき、お一人お一人、はたして村のどんなことが印象に残ったでしょうか。

▼先月末から我が家の田んぼでも穂が出始めました。ただ、苗の供給元にちがいがあってなのかどうかわかりませんが、植え付け時期は同じ圃場でも5日~一週間ほど出穂はじめにバラツキがあります。こういうことはあまりないことです。

7月から8月と晴天続きですから「ケガヂ(凶作)」の心配はほぼなくなりました。が、初期の生育不良など苗に関わる諸々の影響が、最終的な収量や品質にまでどんな結果となってあらわれるか、これからの稔り具合に関心が注がれます。

▼きのうは広域市町村圏組合の消防庁舎工事の安全祈願祭へ。新しい庁舎は厚生連の旧雄勝総合病院跡地へ建て替えられるもの。

建築工事は湯沢市横堀の(株)三友建築所が11億6,856万円で、電気設備工事は(株)ユアテック湯沢営業所が2億7,108万円で、機械設備工事は湯沢市の(株)岡田水道施設が2億1,254万4千円で契約し工事が進められます。工期はいずれも来年の8月31日まで。

あわせて、通信系統の高機能消防指令センターも設備更新されることになり、それは沖電気工業東北支社と3億4,884万円で契約されています。工期は再来年の3月25日まで。

これらの新庁舎の建築・設備、指令センターの総費用額は20億1千万円余となります。広域行政では、圏域住民のくらしをささえるカナメとなるクリーンセンター、ごみの最終処分場、ごみ処理場、そして今回の消防庁舎と、設備への大きな支出が続いています。