先週に採ってきていたネマガリタケノコが、母と妻の手によってきれいな瓶詰めにされました。
皮をむくのは主に母。瓶詰めの作業は妻の役割。こうして二人の作業をみていると(とくに瓶詰め)は、山から採ってくるしごと以上に難儀であることがよくわかります。
手抜きをして失敗したらすべて腐敗しオジャンですし、できるだけ美しく仕上げなければとタケノコの寸法そろえや詰め方への工夫にも努めますから、瓶詰め作業は責任も大です。
そうしためんどうな作業をようやく経て、今年も立派な瓶詰めをたくさんつくってもらいました。タケノコ大好きの子供や童、身内の方々は、一年を通じてまた山の幸を楽しむことができるでしょう。
山で採取時の感覚でも「今年のタケノコは出来がいい」でしたが、瓶詰め作業でも「ええ、タゲノゴ、だごど(質の良いタケノコですこと)」と、めずらしく褒められました。
▼毎年ネマガリタケノコの季節になると、房総半島・館山の花卉農家Sさん宅からおいしいビワの実がとどきます。「ビワはいつもの年より少し遅れたのかな。館山では、トルコギキョウが咲き始めた」もうそんな季節だそうです。