根雪を覚悟しながら保育園発表会

人里に初の大雪となった20日朝。すでにみなさん除雪機械を初稼働させていたでしょうが、こちらはその時都内にいました。その後週末にも予報どおりの雪がきて、24日朝にはわが家も除雪機械の初出動、翌日朝も「ほほう」と思うほどに積もった雪を続けて除けました。

保育園の発表会があった25日は、朝だけでなく日中も雪降りが断続し、その降りようを見て「11月中に雪下ろしをしなければならないかな?」との冗談と本音が半々混じった会話も笑いながら交わされていました。

村はもういずこも厚い白の世界、これで根雪を完全に覚悟です。こちらの記憶ではめずらしいほどに根雪の訪れの早い年となりそうです。

そんな雪の世界に映えるのは木の実たち。ニシキギの仲間(昔はこの柴木で掃除用の柴ほうきをつくった)、そしてウメボドゲ(ツルウメモドキ)の、赤、紅、黄、それにウルシの仲間の房実が家まわりのあちこちにいっぱい。地面が厚い雪に覆われたこれからは、小鳥やヤマドリたちがこれらの実をめざして飛んでくるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼保育園のなかよし発表会は、観るわたしたちの側が子供たちから元気をもらう日でもあります。子たちの保護者はもちろん、おじいさん、おばあさん(祖父のみなさんもその多くはお若いですからこの言葉はどうも適当でないかも)もかけつけますから会場はいつもの年のように満席。

子たちひとりひとりの個性ある表現、うごきに、例年のようにあたたかい拍手が続きました。苦労して育ててきた日々のことが目にうかぶからでしょうか、その成長ぶりに感激してでしょうか、会場から注がれるご家族のみなさんの視線にも熱いものを感じた半日でした。子供って、ほんとに宝ものですね。保育士さんをはじめとする保育園のみなさん、発表会の準備に縁の下の力持ちをされたみなさん、ごくろうさま、ありがとうございました。