あきたこまちの登熟すすむ

過ぎた週末の週間天気予報は、雨マークなし、すべての日がお日様マーク付きを知らせてくれました。

こんなに晴天が連なる予報は一年のうちでもそんなにないこと。「ほほう、めずらしい晴れ空続き。ということは、稲刈りになれば、荒れるかな?」と逆に少々の心配が頭をかすめたほどです。

豆名月で夜は明るく、くっきりと澄んだ青空の日中と、おかげで気分爽快な休日の日々となりました。

天気がいいので、あきたこまちの収穫を前にモミ乾燥・調整用の乾燥機や籾すり機械の作業準備にとりかかり、刈り取り用機械・コンバインも始業点検を行いました。機械はすべて順調に動きましたから、お天気がよければ予定通り下旬には収穫作業が始められます。

田んぼにも入ってぬかるみ状態を確認。歩いた状態ではまずまずの落・排水状態なので作業はあんまり難儀せず済ませることができるでしょう。ただし、稲穂がイノシシに荒らされたのは残念で、これからもまだ油断はできませんが、それだけはこれ以上の防ぐ策はとれません。

遅れが言われていた稲穂の登熟も晴天のおかげでかなり進んできました。田んぼには、穫りいれの時期になると群れ飛ぶアカトンボがもう大きな集団で棲みつき、暦で長月の澄んだ陽射しが、空を泳ぐように飛ぶトンボの羽をキラッキラッと光らせます。