無念、同級生の突然の訃報

仙北道歩きをして帰った28日夕のこと、同級生Tさんの突然の訃報が入りました。

闘病中の身であったのはわかっていたのですが、あまりに急なことなのでとにかく驚くよりほかなしです。夜も、早すぎる突然のご逝去がどうしても信じられません。翌朝、弔問に向かいました。現実を認めたくないのですが、しかし、眠るようにしておられるご遺体を前に、無念の事実をうけとめるしかなくご冥福をお祈りいたしました。

Tさんからは、同級生でもあるこちらに対して率直な意見・助言を寄せていただくことがありました。その言葉は私にとってとてもありがたく感ずるものでした。そういう言葉をよせていただいた当時のことや、キノコ採り好きのTさんと深いブナの森で思わぬ行き会いをした日などを偲びつつ、無念の別れの思いを込め助言頂いたお礼を捧げました。

葬儀はきのう執り行われました。30日、31日と都内で東北3県町村議会議長会の研修会に出席、秋田の会長としての務めがあり葬儀へは向かうことができませんでした。

まだ71歳でのご逝去、ご本人の悔しさとご遺族皆様の無念と悲しみを思うと、帰京後こうして文字を連ねているうちも言葉に詰まります。今はただただご冥福を心よりお祈りするばかりです。Tさん、どうか安らかにお眠りください。

▼岩手、山形、秋田3県町村議会議長会の合同中央研修会がきのうとおととい行われました。やはりこの行事も新型コロナ禍で中止が続いていて、3年ぶりの開催です。ただ思わぬコロナ第7波のなかでの再開となったので、開催前も開催中も感染症が頭からはなれない気苦労の多い研修会となりました。今年は、それに3県とりわけ山形と秋田に関わる記録的な大雨被害が重なり、なおさら気の重いなかでの研修会となりました。当番県の岩手のみなさんにはそういうことで大変なご難儀をおかけしました。

研修会は、室山哲也氏(日本科学技術ジャーナリスト会議会長)が「人工知能にどう向き合うか」で、土山希美枝氏(法政大学法学部教授)が「いま自治体議会に求めるもの 政策議会の資源と成果を考える」で、田﨑史郎氏(政治ジャーナリスト)が「日本政治の課題とゆくえ」でそれぞれ1時間半ずつ講演されました。各氏の経歴などは別掲のとおりです。また、全国町村議会議長会の議事調査部から、「議会の個人情報保護条例制定に向けた手順」の説明も30分ほどありました。これは法施行の関係上、議会として来春までに対応をもとめられる課題です。

講演での学びもいろいろとありましたし、また互いに県内同士はもちろんですが、合同開催ですので我々であれば山形、岩手の議長さんたちとごあいさつを交わす貴重な機会ともなります。常任委員会等の視察活動に向けた相談事などもいろいろと交わし合われる集いともなりました。