薬草採りの土用

暦で土用(今年は過ぎた19日)をむかえる頃、村では薬草採りがはじまります。

我が家では、ドクダミが妻の手で先日採られ日陰干しされています。もう少し経てば花が咲くヨガノハシ(ゲンノショウコ)も採られる予定で、二つは、トリキ柴(クロモジ)の葉っぱとあわせて毎日のお茶代わり、健康飲料(薬草)となります。

昔は、薬草の採り始めをふくめ、暮らしに欠かせない道具を編むための材料採りもこの季節でした。マンダ(シナノキ)やヤマブドウの皮はぎが行われたのが土用前後だったことを亡き祖父は記しています。「土用」は、うしの日の湯治をはじめほかにもいろんなことで人々のくらしの節目指標となる季節だったのです。

▼きのう半分に切り割いておいたタマゴタケ。トレイにわずかの水を入れたまま浸しておき朝見たら傘がさらに開き生長していました。水さえあれば生長を続ける、魔性を感ずる鮮紅色は室内のトレイの中でもより輝きを増しました。そのキノコのたくましさに少々驚いています。