成瀬ダム堤体工事の初打設式

大きな被害を広域規模で発生させた台風19号。その惨状が報道されるなか、きのう成瀬ダムの堤体打設工事の初打設式が行われました。

式では、まず最初に、台風19号で亡くなられた方々への黙祷が行われ、心からのお悔やみが一同からあらわされました。

CSGという新たな工法でつくられるダムとしては国内最大(世界最大)の成瀬ダムでもあり、工事の安全と、計画にもとづいた事業進捗を願いながら玉串を献げました。後の催し事でも台風被災者へのお悔やみとお見舞いをあらわしながら、ダムについても式典と同じ思いをこめながらごあいさつを申し上げました。

堤体の基部となる岩盤(上流域側)をこの日初めて目にし、クレーンで吊られた容器からコンクリート状の物質が岩盤基部に落とされる初打設の瞬間を目にしっかりと刻んでおきました。