里山も秋キノコの仲間顔を出す

お盆を過ぎたら一朝をむかえる毎に涼しさが増してきました。やはり「盆過ぎれば、あぎがぜぇ吹ぐ(秋風吹く)」です。

こうなれば、秋きのこの仲間たちが次々と顔を出し始めます。

今年は夏の極度なカラカラ天気続きで、いつもならとっくに顔を出していいはずのハギモダシの仲間たちもトビダゲ(トンビマイタケ)とともに大幅な出遅れ。8月末になってようやく里山で姿を見せ始めました。

サンゴのような美しさをもつハギモダシ(ガイド本では毒種扱いされています)。我が家ではこのハギモダシを、おいしくなったナスやミョウガとともに炒め物にしたり、味噌汁でごちそうになります。

ミズ(ウワバミソウ)のコブ(実)も稔り始めです。今年も、秋の野山の幸が食卓にのぼる季節となりました。

自宅土手のオミナエシも、こがねばなこ(黄金花こ)とよばれるように、花の色がいっそう黄金色に引き立ってきました。いよいよ村も秋です。