シロヤシオツツジをながめに須川高原へ(その2)

ツツジ観賞に時間を要しなかったので、その分をほかの高原歩きに向けました。

今年は残雪が多いので、吹きだまりの稜線なら雪を渡ってまだかなり遠くまで歩けます。稜線でなくても雪の多い箇所が多く、カッコーの鳴き声を時々耳にしつつ、雪上に芽吹いたブナの若葉を眺めながらの散策です。体と心がみんな洗われるような清々しさにひたれるひとときでした。

ミズバショウ、タムシバ、ショウジョウバカマ、イワナシ、タカネザクラ、ムラサキヤシオツツジなど、高原には春一番の花たちがほかにもいっぱいです。

昨秋に実ったブナの実の殻が冬から春にかけて雪上に落ち、全体としては実が不作の年でも「これは実をつけた木だったんだ」ということを知ることができます。

▼23日は、山形と結ぶ高規格道路の整備や、国道108号、398号、西栗駒縦断道路(わが村の仁郷大湯線も含む)など4つの道路関係整備促進団体の総会へ。