美郷町、羽後町、それにわが村の3つでつくる県南3ヶ町村議会連絡協議会の研修・交流会がきのう行われました。会場は、今年度の開催当番地となったわが村。
前段の研修会テーマは、昨年から計画していた成瀬ダムの建設について。成瀬ダム工事事務所の村山所長さんと、熊谷副所長、田川副所長さんに来賓としてお越しいただき、所長さんから講演をしていただきました。
後に、今年度から本体工事(堤体工事と原石採取)がはじまるダム建設現場に向かいました。1,530億円の総事業費計画(29年度末の進捗率34.5㌫・527.3億円)で進められている工事(工期は昭和58年~平成36年)の現場でも、ふたたびダム事務所のみなさんから説明をしていただきました。
所長さんをはじめダム工事事務所のみなさんは、前日に2号トンネル工事の貫通式があったばかり。ご多用中にもかかわらず、われわれ議会のために準備、そして当日と貴重な時間を割いていただいたことを私もよく承知していますので、申し訳なく、またありがたい気持ちでいっぱいになりました。
開催地の村ということで村長からも前段で歓迎のご挨拶をのべていただき、後段の交流会にも加わってもらいました。村長も同じように連日の行事が続き重なるなかでのご出席で、お礼を申し上げた次第です。
羽後町、美郷町のみなさんには、ダム事業の内容についてご理解を深めていただいたことをはじめ、昭和と平成時の大激動とされた市町村合併で、いずれにも単独の自治を決めたわが村の決意の一端と、その背景にある村のおおよその自然の資源、社会条件、地勢、それを活かし考慮した村全体の政治姿勢を、ごく狭い部分からだけではありますがお伝えできたのではないかと思っています。
先の補欠選で就任されたわが村の新議員お二人も、この日が公的行事としては初の議員活動の日となりました。