ミズのもっともおいしい季節がやってきました。
ミズといっても、水ではなくそれは山菜のミズ(ウワバミソウ)のこと。豪雪の村でも、タケノコのシーズンはごく一部をのぞいて6月いっぱいで終わり。山里でこれから楽しめるのはミズ、そしてホギ(フキ)。栽培のワラビも少しずつならまだしばらくの間食卓にあがり続けます。
とろりと粘るミズは、これからの我が家では欠かせぬ食材。もちろん、山菜の少なくなった直売所でもミズはこれからの顔役。皮をむいて、味噌汁に、鍋物に、漬け物に、そして好みの方はミズたたきにと、多くの料理につかわれます。
農薬も化成肥料もゼロで、こんなにすばらしい山菜たちが育つ山里。安全な食べ物を毎日ただ(無料)で食べられるくらしは、やはり幸せという範疇に入るのでしょうね。