同級生が急逝

2日、同じ集落にくらしている同級生Yさんの訃報が突然入りました。

1月29日、Yさん宅を訪れた際には御夫婦で雪寄せ作業をしている元気な姿と行き会ったばかりでしたから、急逝の知らせには驚きました。しかし、その日の夕方に眠るようにしておられるご遺体を前にしてその悲しい現実を認めなければなりませんでした。

Yさんは、畑や田んぼのある箇所がわが家の田んぼに近く、また、直売所のそばでもあることからそれぞれ作業の折には私も妻も会話をよく交わし合う仲でした。ものごとにほんとにまじめにとりくまれる方で、とっても優しい心とことばに満ちている方でした。

JA退職後しばらくして、健康を損ねられることもありましたが後に体調もよくなり、畑作物の栽培などでも「ほんとに、よくやるなァ」とみなさんが口々に語るようなはたらきを続けてこられた方でした。

息子さんがこちらの娘と同じ歳でもあり、ほかにもあれやこれやと同じ集落で共に暮らしてきた間柄だけに、きのうの会葬を過ぎてもやはりまだ亡くなられたことが信じられない心境です。

昨年秋には、Yさんのすぐ隣に住まわれる同じ同級生のKさんが亡くなられております。Kさんの息子さんも私の娘と同じ歳で、こんなにたてつづけに同じ地域でつながりのある同級の仲間にあまりにも早く逝かれてしまい、気が重く沈む年の2月となりました。

まだ半年余しか経っていないKさんのご逝去の際と同じで、ご家族の皆様の無念を察すると胸がつまります。Yさんは時々まじめな表情でジョークをとばし私ら夫婦を、時には野良で時には直売所で微笑ませてくれる方でした。Yさんへも、そして貴重なご助言をいただいたKさんへも、ここにあらためてご冥福をお祈りし、心からのお悔やみを申し上げます。

▼2月3日、村役場に設置されていた「雪害警戒部」(部長・民生課長)が「雪害対策部」(部長・副村長)へと設置替えされました。積雪が役場所在地の田子内で157㌢、もっとも積雪の深い大柳集落で216㌢と増え、今後へむけ備えをさらに充分とするための措置です。

4日の土曜日、前日までの吹雪で屋根のマブ(雪庇)が大きくなったため、それを掻き落としに屋根上へ。晴天で、屋根雪もまわりの山々もまた素敵な雪景色となりました。

エド(池)と軒下まわりには、またまた鯉を狙ったテンの足跡がつけられていました。摂れる柿の実や木の実の少なくなった鳥たちと同じで、野のほ乳類たちにとっても一年でもっとも厳しい季節がもうあとひと月ほどは続きます。