予算特別委員会はじまる

村議会はきのうから今日にかけて予算特別委員会が開かれています。

各会計の補正案と来年度当初予算案が審査され、きのうは一般会計当初予算案のかなりの部分まで審査が進みました。

予算案の説明資料が以前とは比べものにならないほど充実しています(今ひとつ説明資料が必要と思われる部分はありますが)。なので、充実している分だけ予算審議にもとめられる着眼に沿い効率的な質疑応答が行えるようになっていると思われます。しかしそれは私のとらえ方であり、一日目の審査を通じて果たしてみなさんはどんな感想をもたれたか。

われわれが活動の初歩的な手引き書とする「議員必携」(全国町村議会議長会編・学陽書房刊)は、予算審議の一般的な着眼点として、1.基本構想との合致、2.重点、調和と均衡、3.経常経費の節減、4.人件費、物件費の抑制策と類似団体別指数との比較、5.経済効果、6.財源の留保、7.補助金効果、8.過大過小見積もり、不要不急、決算指摘事項の反映、不均衡、住民要望の反映はどうか等々をかかげ、さらに、歳入、歳出の細部にわたって着眼すべき事柄をほかにも列挙しています。議会は、こうした着眼をもって予算審査にのぞみます。

▼おととい夜から朝にかけて名残模様の雪が降りました。その雪で人里はふんわりと薄い白衣を一面にまといましたが、陽射しのなかでたちまちのうちにその薄い雪衣はなくなりました。でも、気温の低い奥羽県境の脊梁は夕方まで新雪はそのまんまで残っています。
議会からの帰り、夕日に照らされる三界山や県境のブナの木々に着いたその雪景色につい見ほれて車を止めました。

▼今朝はこの春初の本格的な堅雪となりました。童とともに河川敷を散策し、時に思いっきり雪原を駈けましたが、足はまったくぬからぬ堅雪本番です。

雪の上をどこまでもどこまでも自由に歩ける堅雪渡りの季節は、歳がいくつになっても心が躍ります。