秋田市中心部は見える雪も無し

きのうは県町村議会議長会の正副会長会議で秋田市内へ。

きのうは横手市内の寒中の様子をとりあげ、まるでいつもの年の秋田市内や沿岸地方の冬を思われるほどに雪が少ないことを述べました。それと同じように、きのう向かった秋田市街地は都内を思わせるほどに「見える雪」さえほとんどゼロ。

それを見れば2~3㍍もの積雪のなかで暮らすいつもの年の私たちなら「同じ県内でも異国のよう」と思います。でも、今冬は我々も極端に雪の少ない中で暮らしていますから、秋田市内のそういう風景にもあまり驚くことなく過ごしてきました。

真冬の横手盆地と雄物川筋には、横手、大曲、秋田市と行くにつれたんぼにも雪が無し。白鳥の群れが、晩秋・初冬のようにして稲株の見える圃場に舞い下り食を摂る姿が散見されました。寒中に雪のないたんぼで食を摂る白鳥。こういう冬鳥たちの姿を1月末に目にするなどということは、数十年間隔で年月を遡ってもめったになかったことでしょう。

ダム湖や潟、沼などにも氷の範囲が少なく、田んぼも土が出ている。今冬は渡り鳥たちにとって食を摂れる範囲が広くまことに過ごしやすい年となっているようです。今朝も雨ですから少ない積雪はさらに解けたはず、雪に変わらなければもっと解けるはず。雪なしの異常な風景はまた広がるでしょう。